「宗柏寺」さんを後にして弁天町の交差点を左に曲がり外苑東通りを行くと牛込保健所
通りを挟んだ前の道を入った辺りにあるのが「漱石公園」
この場所は夏目漱石が亡くなるまでの晩年を過ごした所で”夏目漱石終焉の地”とあります。
「漱石山房」と呼ばれていたようで
「三四郎」や「それから」はここで書かれたようです。
静かな住宅地の一角にあり
公園と言ってもこれといった遊具は無くベンチだけが置いてある
とても落ち着いた場所です。
漱石像のすぐ裏手に「猫塚」と呼ばれる石塔のお墓があります。
これは「我輩は猫である」の猫のお墓ではなく
漱石さんが亡くなった後に家族の方が飼っていた猫や犬
小鳥などのお墓を復元し建てたのだそうです。
余談になりますが・・・
先日までお昼にやっていた「我輩は主婦である」というドラマの中で
登場した場所でもあります。
(斉藤由貴ふんする普通の主婦に夏目漱石の霊がのり移るというお話)
尚、刻まれた漱石直筆の句には
ひとよりも空 語よりも黙
肩に来て人なつかしや赤蜻蛉
漱石
と書かれているそうです。
何だかジーンときます・・・・