京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




「横浜関帝廟」は明治6年に小さな廟が初めて建てられ
その後、境内等が拡張され当時も豪華絢爛なものであったそうですが
関東大震災や第二次世界大戦で消失する等々・・・現在の建物は四代目になるそうです。

中国から工匠さんを呼び中国伝統建築工芸の粋を駆使して建造され
金色に輝く装飾には3.5キロの金箔が使われたそうで細かい木彫がなされ金箔が貼られています。
門や本殿の屋根の上に鎮座する龍が建物全体をいっそう華やかにしています。
本殿には関聖帝君(主神)様を始めてとする5つの神明がお祀りされているそうです。
慈母娘娘(じぼにゃんにゃん)観音菩薩(かんのんぼさつ)土地公(福徳正神)
関羽様(青斗石の壁面彫刻は三国志の一場面が彫られています)

柱は観音石龍柱とよばれ石に龍などの彫刻が施されたとても見事なもので
台湾から運ばれただそうです。

「香炉」お清めの為のお線香を5本お供えします。
(神明の数と同じ5本の香炉があります)

新名所の「横浜媽祖廟」と比べると細工は更に細かく
金箔の豪華さが際立っています。
何度となく訪れている関帝廟ですが
改めて見てると細工の細かさが実に見事な建物でした



コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )