祇園のメインストリート、花見小路の南側(四条通南側)にある「十二段家」さんは100年を越える老舗で
日本で最初にしゃぶしゃぶを出したお店といわれています。
祇園には花見小路通りに面したの「花見小路店」と
その路地を入った所の「本店」と2店舗あります。
「花見小路店」では京都らしいお漬物の『名物茶漬け定食』や
『大えび天丼』が人気で、民芸調の店内でお料理が頂けます。
今回、行って来たのは「本店」さんの方で「花見小路店」と
メニューや雰囲気は違いますがとても素敵なお店です。
暖簾をくぐり中に入ると立派な玄関
靴を脱いで上がりお部屋へと案内されます。
各部屋には棟方志功や河合寛次郎
浜田庄司等の作品がかかっているという凄いお店
襖絵などを眺めながら、階段を上り二階へと・・・
各所に重厚感があって独特の雰囲気です。
二間続きの素敵なお部屋に案内して頂きました。
料理を注文し、しばし待つ間、お部屋を見渡すと・・・
たぶん、どれも有名な方の凄い作品であろう
調度品や額が置いてあります。
圧倒されつつも回りをキョロキョロ・・・
各部屋ごとに随分と雰囲気が違います。
広いお部屋も立派な額の数々・・・
さて、そうこうするうちお料理がきました。
ランチしゃぶしゃぶも頂けますが、今回は手軽な『ステーキ重』を頼んでみました(1980円)
ご飯とステーキの2段お弁当形式で、それにお味噌汁が付きます。
さすが十二段家さん!ジューシーなお肉がとても美味しいです。
そしてご飯の横についているお漬物がまた美味しい!
一つ一つがきめ細やかです。
静かなお部屋でゆっくりとお料理が頂けて落ち着けます。
食事が済むと帰りは玄関でお会計
一見、ちょっと敷居が高そうな「本店」さんですが
ランチは気楽に入れます
夜はしゃぶしゃぶ・すきやきこコース・ステーキコースが各10500円~
(木曜定休です)