京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




嵯峨天皇の離宮をお寺に改めた「大覚寺」さんは
真言宗大覚寺派の大本山で、正式名称は「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といいます。

門跡寺院は天皇や皇族の方が住職に就かれたことのあるお寺で
嵯峨天皇の孫にあたる恒寂入道親王が初代の住職に就かれています。

勅使門やいたる所に菊の御紋章が見られます。
御影堂、五大堂、宸殿、庫裏等々の建物の数々から
旧御所の絢爛さが伝わってくる境内です。




朱塗りが鮮やかな霊明殿

床も朱もインパクトがあります
四季の花が美しい天井


境内東側にある大沢池、交互に植わる桜と楓の紅葉




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「平野屋」さんで愛宕名物『志んこ』(しんこ)を頂いて来ました。

暖簾をくぐると中はお座敷に囲炉裏風の座卓
最初に桜湯が出されます

ほんのりと良い香り~やがて志んことお抹茶がきます。
愛宕神社の門前菓子として出されていたこのお菓子
ひねった形は愛宕山のつづら折に続く道を表しているそうで
今はこちらの平野屋さんだけで作られています。

お米の粉をこねて蒸し上げられたしんこ(お団子)に
黒砂糖の入った黄な粉がかかっています。
ほのかな香りの抹茶とニッキ、白の3色
昔ながらの素朴な美味しいお菓子です。

春は桜餅、夏は鮎料理も有名なお店

400年の歴史ある老舗「平野屋」さん
藁葺屋根は直し直し手をかけられ現在に至っているそうです。



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