家傳京飴「祇園小石」」さんの祇園飴歳時記12月は「柚子あめ」です。淡い黄色と柚子の香りにほっこりします『祇園飴歳時記』は毎月変わる季節限定の飴ちゃんで1月は御酒飴、2月は紅梅あめ、3月は桃の香あめ・・・と続いていきます。冬季限定は「酒かすにて候」という面白いネーミングの飴ちゃんもありました。最近、この板飴タイプのものが人気のようで本店さんにはチョコレートタイプの板飴もあり飴本来の食感の他にパリパリとした歯ざわりが楽しく味じわえます。
明日は冬至ということで柚子のお菓子「柚子入りおこし」は京都の11月の行事「お炎焚き」にお供えするものです。先日、錦を通ると「畑野軒」さんで売られていたので買って来ました。ほんのりとほのかに柚子の香りがします。子供の頃『おこし』は何となく苦手で浅草の「雷おこし」もほとんど食べた事がなかったですが大人になって食べてみると意外と美味しいものですちなみに”冬至”は”湯治”にかけて柚子湯に入るようになったとか追記・・・錦市場の畑野軒さんは閉店されましたが記事はこのまま残します。