伏見城は1592年に豊臣秀吉が隠居後の居所として建てたのが始まりとされ
地震や戦災などにより何度も再建された後1625年に
徳川秀忠の隠居後廃城となっています。
その後、遺構は二条城(唐門)や常寂光院、福山城などに移築
関が原の戦いの際、伏見城に立てこもった徳川方が石田方に攻められ
徳川方の家臣が自刃し、その時に残った血痕の床は
養源院や源光庵、宝泉院など供養の為にお寺の天井に移築され
血天井として知られています。
現在の模擬天守閣は1964年に建てられたコンクリート造りの近代的なもので
伏見桃山公園の中に天守閣と小天守の2つの建物がシンボリックに並んでいます。
(老朽化の為、耐震診断中につきお城の中には入れません)
模擬大手門も同じく1964年に造られたもの
遺構は伏見の御香宮神社に移築されています。
以前は公園内にキャッスルランドというテーマパークがあったらしいです。
今は運動公園で野球をする人や
芝生でワンちゃんと遊ぶ人など憩いの場になっています。
ツツジもそろそろ終盤の所が多いですね。