京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




八坂神社南鳥居横にお店を構える「中村楼」さんは室町時代末期の創業とされ
約450年前の古地図にも二軒茶屋として記されているという歴史を持つ老舗
坂本龍馬がこの店の下駄を愛用していたという逸話も残っています。
江戸時代に茶店で出した豆腐田楽の”祇園豆腐”が有名になり
今でもお料理のコースには必ず出されているようです。
左隣に隣接する茶店(甘味処)ではこの田楽豆腐だけを気軽に頂くこともできます。

「鮎茶漬け」もあります。

夏はかき氷や冷たい飲み物もありちょっと一休みに抹茶オーレを・・・

店内はカウンターとテーブル席があり外にもテーブル席や縁台が出され
腰掛茶屋風な面影を残しています。

飲み物と一緒に出されたそば短冊
お土産用として販売されているものではありませんが
美味しかったので少し分けて頂きました。
二軒茶屋さんの焼印が良い感じです。

店内もなかなか風情があります。

八坂神社は祇園の四条通に面した西楼門の方が目立ちますが
正式なのは下河原へ通じる南楼門が正門なのだそうです。
門を出てすぐ左に「中村楼」さんがあります。

祇園祭期間限定(14日~)「稚児餅」も頂けます。



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