京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




「鯉山」は龍門の滝を登った鯉は龍になるという立身出世の入り口を意味する
”登竜門”の語源にもなっている故事をあらわした人気の山で
今年は前水引の一番上の部分が復元新調されています。
  
会所では鯉の滝登りの絵馬や茅の輪などが授与されています。

前掛、胴掛、水引、見送りはギリシャの英雄「イーリアス」の名場面を描いた名作で
16世紀にベルギーで織られた1枚のタペストリーで国の重要文化財にも指定されています。
下が復元新調された前額水引、鮮やかな色が蘇っています。

こちらが復元前のもの

巡行の際には平成元年に復元新調された鮮やかなタペストリーが使われます。


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霰天神山の直ぐ近くの中華料理「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」さん
昭和初期に建てられた元呉服問屋の建物が素敵なお店です。
祇園祭期間だけ店頭で売り出す「しみだれ豚饅」というのが名物で
前々から気になっていたので一度頂いてみることに・・・
普通の豚まんと違い皮の部分にもタレが染み込ませてあります。

一見、茶色いので味が濃いのかな~?と思いましたが
以外とあっさり!中にも具がたっぷり入った手作り感のある豚まん
大きさもかなりボリュームがあり1個400円ですが食べ応えがあります。

近くに座って食べる所がないので歩きながら食べている人もいますが
家に持って帰るorホテルにお持ち帰り?の方がお勧めかも



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雨の中少しだけ会所巡りをしてきましたさすがに人は例年よりも少ない感じでした。
菅原道真公をご神体とするこの山は京の大火があった際に霰(あられ)が降り鎮火し
その時に降ってきた天神像を祀ったのが最初と伝わっています。
今年は前掛、後掛の懸装品が復元新調されて会所では間近に見ることができます。
  
特に新調の前掛はギリシアの詩人ホメロスの叙事詩「イーリアス」の場面を
題材に作られたもので色鮮やかに蘇っています。
以前仕様されていた元の前掛は16世紀後半のベルギー製タペストリー

後掛は17世紀に中国で作られたつづれ織りを新調したもの

会所は鉾の少し手前右側路地の奥になっています。
天明や元治の大火の際にもこの町内は被害が無かったとか・・・
雷除けや火除けのお守り、火乃要鎮の護符などが授与さてています。


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