京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




一般的に関東では「どら焼き」関西では「三笠」と言いますが
ルーツは奈良の三笠山からきているようで山の形に似ていることからその名が付いたようです。
とはいうもののどちらもはっきりした発祥というのは明確ではないとか・・・
八坂神社の南楼門を出てまっすぐ伸びる下河原通に面した「下河原阿月」さんは
三笠を手作りしているお店で1枚1枚手焼きした皮に
北海道産大納言を炊いた餡を挟んだものを「下河原三笠」として販売されています。
(普通サイズは1個160円)

店内に入ると卵と小麦粉を焼く独特の甘~い香りが広がってます。
奥は甘味処になっていますがお持ち帰りの人はお店の方が注文を聞いてくれます。
焼きたてに餡を挟んでくれる時はまだ暖かくほわっとした温もりがある程なので
出来立てを頂くのが一番美味しいです。

ふんわりとしたきめ細かい皮にあっさりとした甘さの餡
形もやや小ぶりで品が良く正しく京の『三笠』といった感じです。
黒餡(小豆餡)と白餡がありどちらもそれぞれ違った美味しさ!


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