
詩仙堂近くの「金福寺」さんもサツキが見頃となっていました。
書院から芭蕉庵に上る石段の横には刈り込みされたサツキが斜面に植えられ立体的な庭が楽しめます。

創建は貞観6年(864年)という古いお寺ですが一時荒廃し
それを再興した鉄舟和尚と親交が深かった松尾芭蕉がしばしば訪れたと伝わり
境内の高台には与謝蕪村が再建した「芭蕉庵」が残されています。

芭蕉庵から更に高台に上ると蕪村のお墓があり、俳人達がこのお寺でよんだ句なども所々に書かれています。

芭蕉庵を再興した蕪村が落成の際によんだ句 ”耳目肺腸 ここに玉巻く蕪村庵”

小説「花の生涯」のヒロイン村山たか女(井伊直弼の愛人さん)が尼になり
余生をおくった寺としても有名で書院には遺品などが展示されています。
山門横に建つ村山たか女創建の弁天堂
