京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




こう暑いと今からヘトヘトになりそうですね
涼しげなお菓子を1つ載せてみます。
京都では夏の和菓子として有名な「松彌」さんの「金魚」
夜店の金魚すくいからヒントを得たそうで、寒天でできた金魚鉢の中に
羊羹でできた緑の水草と赤色の出目金、橙色のりゅうきんが泳いでいます。

以前テレビで作り方を公開されていましたがかなり手間のかかる作業で
青い寒天を流しいれ冷やし固め、その上に透明な寒天を流しては
水草や金魚を入れ固めることを繰り返しながら
泳ぐ金魚を上手く表現されていました。
梅酒が入った寒天は爽やかな味わい!意外としっかりとした歯ごたえです。
金魚同様、羊羹と寒天でできた和菓子「花火」
色とりどりの夜空にまたたく花火が表現され
下の小豆羊羹の黒色は大地を埋める観客の頭に見立てられているそうです。

季節を問わず買える「舟入」は個人的にはこのお店で一番好きな和菓子
白味噌が練りこまれた玉子生地に、生姜、胡麻、栗などが入り
松風に似たお菓子ですが柔らかく麩焼きの様な味わいもあります。

水出し緑茶と頂きたい夏の和菓子です。



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