清水寺境内北側にある、えんむすびの神様で有名な「地主神社」(じしゅじんじゃ)さん
恋愛成就にご利益があるとして、いつも沢山のカップルや若い人達で賑わっています。
恋うらないの石や人形お祓いなどは人気ですが本殿や拝殿の建物は重要文化財の立派なもので
境内地そのものが重文に指定され世界文化遺産にも登録されています。
今年は辰年ということでここにも龍に因んだものがあります。
石段を上り境内左手の御守り授与所の拝殿天井に描かれる狩野元信筆による見事な丸竜
音羽の水を飲むために夜ごと天井を抜け出したことが恐れられ
目を釘で打ち抜かれたという伝説もあるそうで
どの方向かも睨んで見えることから「八方にらみの竜」と言われているそうです。
京都には鳴き龍やにらみ龍などあちこちにありますが
地主神社さんのこの龍図は御守りを授与する時に
気を付けて見ないと気づかずに通り過ぎてしまいそうですので
行かれる際はちらっと天井の方も見てみて下さい。