八坂神社の本殿東側、美容水でお馴染みの美御前社の並び(右端)にある「忠盛灯篭」
平家物語の逸話にも出て来るもので、平清盛の父、平忠盛が白河法皇にお供した際に
法皇が鬼のような怪しい光を見たのでそれを退治するように命じたところ
忠盛はそれは燈篭に火を灯していた社僧だと見分けたそうで、思慮深さに人々は関心し
冷静沈着な判断は白河法皇の信頼を得たとも言われました。
この燈篭はその時のものだと伝わっているそうです。
元々は正門にあたる下河原側の南楼門の外にあったそうですが後にこの場所に移されたようです。