京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




京都に戻りまして、御所の枝垂れ桜(近衛邸跡糸桜)です。
早咲きの枝垂れがどこも満開で中には散り始めているものもありますが
この寒さで花がかなりもっていてくれています。

近衛家は五摂家の1つで江戸時代末期まで多くの人が摂政や関白になっていたそうです。
池のほとりに咲く糸桜は昔から名所になっていて孝明天皇も句を詠まれています。

『昔より名はなきけれども今日みればむへめかれせぬ糸さくらかな』

今も残る近衛池、この西側に大きなお屋敷があったそうです。

紅枝垂れも咲き始めていました。

出水の糸桜

それにしても今日は晴れたり曇ったり時々雨が降ったりの忙しいお天気で気温が低くとても寒かったです~



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”五の日”ということで神楽坂では5が付く日は毘沙門様の縁日で
江戸時代に初めて縁日が開かれた所とも言われています。
4丁目の茶舗「楽山」さんは古くからこの日に合わせ特売を行っています。
お茶を買うとテッシュペーパー1箱がもれなく付いてきます

ご主人の生家が静岡でお茶の問屋さんをされていたことから
良質の静岡茶が揃えられるそうで主に扱っているのは掛川茶。

宇治茶と違い独特の渋みと深みがある静岡茶
個人的には楽山さんのお勧めは煎茶も良いですが「玄米茶」&「ほうじ茶」

特にくき茶をほど良くブレンドした「ほうじ茶」は美味しく帰省する度にまとめ買い!
面白いところでは珍しい『しょうが入りほうじ茶』というのがあります。
元々ほうじ茶は体を温める作用があるそうですが
プラス生姜ということで更に温め効果がありそう!
見た目には分かりませんが袋を開けると生姜の良い香り

飲んでみると結構しょうがが利いていた面白い味で
確かにポカポカと体が温まってくるようでした~
花冷えする季節には良いかもしれません。

ご主人曰く!茶葉よりも高い生姜を使っているそうで
高知産の良質の生姜をブレンドしているようです。



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ラ・ロッシュ・カミクラは閉店されましたが記事はこのまま残します

かくれんぼ横丁のフレンチRESTAURNTかみくら」さんの姉妹店「ラ・ロッシュ・カミクラ」さん
カジュアルフレンチということでメニューにはアラカルトも多く気軽に入れそうな雰囲気で
夜来ても良いな~と思っていたお店ですがまずはランチを・・・
前々から気になっていた数量限定の『フォアグラ丼』(1300円)狙いで行ってみました

クレールⅢの3階に入っています(1階は「文楽」さん2階は「芝蘭」さん)

エレベーターで3階まで上がると入り口
係りの方がドアを開け席まで案内してくれ良い感じです。

店内は大きな窓があり明るく開放的な空間でカジュアルでくつろげます。

何はともあれ『フォアグラ丼』を注文
ところが本日は売り切れ?ということであえなく撃沈
他のメニューにすることに・・・
1200円の『ロティサリーチキンプレート』と1500円の『Aコースランチ』をお願いしました。

どのメニューにもサラダ・パン・コーヒーが付きます。
ロティサリーチキンは大皿に盛られたチキンとポテト&サラダ
一見チキンが凄いボリューム~?と思いましたが骨付きなので以外と適量!
味付けも良くて美味しく頂けました。

Aコースランチはチキンかお魚を選べます。
こちらは魚料理の”メダイのポワレ菜の花クーリーとこがしバターレモンの香り”という春らしいメニュー
ポテトの上にメダイがのりしっかりとした味付けでソースが美味しかったです

ランチコースに付くデザート

ランチ全てにコーヒーが付くのが良いですね。
正しくカジュアルフレンチ!気軽にリーズナブルなフレンチが楽しめます。

下はかくれんぼ横丁にある和のしつらえが素敵なフレンチ「レストランかみくら」さん



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東京も開花宣言が出て毘沙門様の桜もあともう少しというところでしょうか・・・
神楽坂も相変わらず新しいお店が次々とオープンし、その反面閉店するお店もあったりと
帰省する度に目まぐるしく変化していますが今回見かけた所をアトランダムに載せてみます。

寺内公園の階段を上がる手前にあった「幹」さんが
「笹乃家」さんというお店に変わっていました。

入り口の所にメニューが出ています。
お気軽にお入り下さい”珈琲と塩羊羹”と描かれたメニュー
昼の12時~18時までお茶が飲めるようです。
ジャスミン茶やアールグレイもありました(各600円)
詳しくは「三毛猫ランチ」さんでご覧になってみて下さい。

理科大の工事も着々と進んでいます。

神楽坂を上って来た右側(サークルKのお隣)にあった喫茶店「ジョンブル」
閉店してから随分と長い間そのままでしたが新しいお店になっていました。

軽子坂の「まかないこすめ」さんにおやつ部ができています。
看板商品は「弁(わきまえ)のある、どらやき」ということで
白砂糖や卵を使わない体に優しい素材で1日200個限定!

1個260円で4個入りや6個入りとお持ち帰りもできますが
加賀棒茶やドライフルーツと一緒に「おやつセット」として店内で頂くこともできます。
搾ったまま飲める牛乳(加熱殺菌していない)やオリジナル茶等もありました。
お店の裏はかくれんぼ横丁、こちらからも入れます。


6丁目の路地裏の雑貨屋さん。

ジョルジュ・サンドさんの通りの奥にできた中華屋「飯楽」さん
小龍包が評判ということで行ってみましたが火曜日はお休みでした(火・第3月曜休)
ランチの様子はたきおさんのブログで坦々麺のお味は神楽坂散歩さんでご覧下さい。

朝日坂を矢来町方面に上って行った所にある手作り革製品のお店「クラフトマン・マノー」さん
ばぁ茶んさんのブログ「神楽坂のをと」でご覧になってみて下さい。

懐かしい階段・・・
 
本多横町にも新しく居酒屋さんが出来てます。

「本多鉄まる横丁」さん「SHUN」「茶寮」などを経営するあや商事さんと
スパイスワークスさんという会社のコラボ店らしいです。
たきおさんのブログでも見かけましたが昼はランチもやっているようです。

毘沙門前の「ワイン酒場」さん
高級ワインがアウトレットでリーズナブルに飲めるとかで
夜通りすがりにのぞいて見るとなかなか流行っているようでした。

5丁目のビル3階に入っていた「アルベラータ」さんは
昨年秋に3丁目路地裏に移転して今度は1階の落ち着いた雰囲気



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月島といえば本来は”もんじゃ焼”なのですが・・・・
ちょっと行きたかったお店があったのでそちらへ
月島のもんじゃストリートから少し離れた所にある倉庫の一画

洒落た木製扉のお店スペインバル「月島スペインクラブ」さん
100年前のスペインの教会から移設した重厚なドアが異空間な感じで素敵です。

店内に入ると1階は3つのコーナーに分かれいて
全てが繋がった広々とした開放的な空間になっています。
スペインらしい家具や調度品もお洒落

スペインバルということでワインや料理を楽しむお店ですが
昼間はランチもやっていて手軽にパエリアなどが頂けます。

日替わりで様々な具財を炊き上げるというパエリアランチ
スープ&サラダ&デザートが付いてます(1000円)


他にもイベリコライスランチやお魚、お肉ランチ等もあり(各1000円)
スペインらしい雰囲気がとても良いお店で夜も良さそうだな~という感じの所
毎週月曜日はフラメンコライブもあるらしいです



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徳川家康の時代、大阪佃村の漁民が移り住んだことから名前が付いたと伝わる佃島
佃煮発祥の地としても知れられいます。

かつてこの辺り一帯は隅田川河口の寄洲で
対岸との間を渡船が行き交っていたそうです。
佃大橋の完成により渡船は廃止されまいたが
その時に記念碑として立てられた石碑があります。

江戸幕府は佃島の人達に特別な漁業権を与えていたようで
佃煮は漁民達が湾内で獲れた小魚類を塩辛く煮て保存食としたのが始りで
最初は塩煮だったそうですが後に醤油煮にかわり佃煮となったそうです。

渡船の石碑のすぐ近くに創業天保8年、佃煮の老舗「天安本店」さんがあります。
170年前と変わらない製法で当時から受け継がれているタレを生かした佃煮を
今でも作り続けているそうです。
雰囲気のある店構え・・・

店内に入ると昆布やあさり、小女子、たらこや鰻など沢山の佃煮が並べられ
対面式で売り方も昔ながらの風情があります。
個人的には佃煮といえばあみをはずせませんが(あみは海老の稚魚のことです)
天安さんでは生あみと普通のあみと2種類あります。

佃島に残る佃煮屋さんは今では3軒舗程なのだそうです。



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もんじゃストリートの中にある月島のお煎餅屋「胡萩堂」さん
店先にも店内にも所狭しと沢山のお煎餅やあられが置いてあります。
あれこれと選ぶのにも迷ってしまいそうですが・・・

前々から気になっていた『もんじゃおこげ煎餅』を購入!
ソース味ということで濃い目のもんじゃの味がビールに合います。

そして、このお店の人気商品『招き猫煎餅』
猫の顔の形をした楽しいお煎餅でプレーンな醤油味やザラメ
新発売のみそ味まで色々揃ってます。

縁起も良さそうなこのお煎餅猫の形がホントかわいいです~
(かわいいだけではなく味も
ぬれ煎餅も美味しそう~小さい鮎の形をしたあられも人気のようです。



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浅草の隅田川沿いを下流に行くと両国、蔵前エリアその更に先には築地、月島、佃島があります。
この辺りは東京湾に近く古くから食と深く関わる地域で
築地は東京の台所とよばれる中央卸売市場があり、月島はもんじゃが有名、佃島は佃煮の原産地にもなっています。

ウォーターフロントには近年次々と高層マンションが建ち並び川沿いから見ると近代的な風景が広がっていますが
1本道を入ると佃島辺りは新旧の建築が混じり合ってある意味東京らしい独特の景観

川のほとりに建つシンボル的存在の2棟の高層ビルは聖路加タワー
地上200mの展望台からはベイエリアなどが望めます。


江戸時代に子供達のおやつとして生まれたもんじゃ焼
西仲通り商店街は通称”もんじゃストリート”とよばれ、約70軒のもんじゃ焼のお店が並んでいます。



のどかな月島ウォーターフロントエリアです。



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桜餅の発祥は京都か江戸かという色々な説があるようですが・・・
関西の道明寺、関東の長命寺ともいわれるそうです。
桜餅発祥の地として有名な向島の「長命寺さくら餅」山本やさん。
道明寺粉で作られる上方風とは違い、小麦粉生地を薄く焼いたクレープ状の皮に餡を包んだ形を
関東周辺では一般的に”桜餅”とよび関西では”長命寺餅”ともよばれます。

お店の発祥は享保二年(1717年)徳川八代将軍吉宗の時代
長命寺の門番をされていた初代山本新六さんが
境内の桜葉を塩漬けにしたもので餅をくるんで売ったのが始りとされ
280年余、創製品さくら餅だけを販売してきた専門店。

場所は前頁「東京スカイツリー」が建つ業平橋(なりひらばし)から徒歩で15分程
浅草から行くと隅田川沿いを歩き桜橋を渡った少し先に長命寺というお寺がありその直ぐ側です(土手沿い)

通常は店内でも煎茶付きで頂くことができますが
桜の時期はとても混雑する為お持ち帰りの販売だけになっています。

6個入り、12個入り・・・と各箱入りのものもありますが竹籠入りの物や木箱入りのもあり
バラでも販売してくれます(1個180円)
このさくら餅の特徴は1つの餅に対して桜の葉が3枚も使われています。

中の餅の皮は1枚ずつ丁寧に焼かれ
一般的に売られているものよりも皮に厚みがあり
しっとりモチモチした歯ごたえのある食感がとても美味しいです。
関西の桜餅の原型は椿餅であったとされていますが
どちらも最初は餅に着色はされていなかったようですね。
因みに桜葉は食べても食べなくてもいいそうです(好みということで)
個人的には京都では桜餅の道明寺粉と相性が良いので葉を食べ
東京では桜葉の香りが移っている皮の食感を楽しみつつ食べない派です。



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地上デジタル放送等向け東京タワーに代わる新しい電波塔として建設中の「東京スカイツリー」
2011年秋?完成予定ということで急ピッチで工事が進められています。
浅草や上野、先日アップした亀戸辺りとあらゆる場所からも見ることができますが
一番無難な隅田川沿いからの風景、下は言問橋付近から

都心にある200m級のビルの影響を受けない高さと言うことで634mを目指し建設中。
五重塔を参考にた心柱によって地震などの揺れを抑える制震構造となっているそうです。
350m地点と450m地点に展望台ができる予定。

浅草の吾妻橋の上から見るとアサヒビールタワーと墨田区役所高層庁舎の間からスカイツリーが見えます。

隅田川沿いに建つ勝海舟像

桜橋の上から

人気の撮影スポットになっている源森橋(枕橋)の上から見るスカイツリー&東武鉄道スペーシア

東京らしいの下町の風景、屋形船と水面に写りこむ姿が美しい場所です。



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