京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




宵山期間中は鉾に乗ることができますが中には女性は不可の所もあり乗ることができるのは7つ程
今年は高欄下に飾る紋入りの幕が新調された「船鉾」に搭乗して来ました。
町会所の2階から鉾に上がることができますが中は狭く一度に沢山の人は入れないので
混雑している時は順番を待って10人位ずつ乗ります。
他の鉾と違い船の形をしているので船に乗っている感が楽しいです。
鉾の中では懸装品の説明などを聞きその後記念撮影などもしれもらえます
   
水難除けの意味があるという船首の木製の水鳥は宝歴10年(1760年)の作
  
天井の鏡板には20種類の円形模様草花が描かれています。

気が付くと鉾全体を撮った写真が無かったです
全体を撮るにはやはり巡行でしょうかねぇ・・・

とりあえず今年は近くで懸装品をじっくり見ることができたので良しとしましょう~


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今日はいよいよ山鉾巡行ではありますが・・・家の用事が重なりパスしました
会所巡りの残りの記事で申し訳ありません
元治の大火で焼失した後途絶えていた鉾を昭和27年に再興した比較的新しい「菊水鉾」
皆川月華など昭和の芸術家達による懸装品が見事な鉾です。
 
今年はかわいい粽のミニストラップの授与を始めていました。
裏にはご神体の菊水天王の不老長寿と夷神の商売繁盛が祈願されています。

赤・白・緑と色は3色、それぞれ七宝焼の玉飾りと紐の色が違います。

町内の菊水井にちなんで名づけられた鉾では13日~16日の間「菊水鉾茶会」が行われ
表千家、裏千家の他に小堀遠州を流祖とする遠州流という茶道の流儀でもお茶が点てられるそうです。


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趣のある町屋造りの会所が素敵な「太子山」、飾られている胴掛は最近の調査で
世界的にも大変貴重なものだということが明らかになったそうです。
18世紀にインドのデカン地方で制作された装飾用の刺繍で
同様の品物はメトロポリタン美術館に飾られる程の名品なのだそうです。

左右2枚の胴懸が飾られ図柄はほぼ同じように見えましたが
もしかして微妙に違うのかもしれません・・・
当時輸入された刺繍に更に日本で金の刺繍を加えてあるそうです。


  

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今年初めて町会所の所蔵庫前に茅の輪が飾られた「山伏山」
直径が2m60cmあるそうで町内の方による手作りなのだそうです。
しっかりと太く巻かれた茅の輪は迫力がありました。

会所の1階に飾られた欄縁は鶴の細工が見事なことでも有名
1つ1つ見ていると確かに細かい精巧な作りです。


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毎年色々な山鉾で懸装品の復元新調などが行われていますが今年200年ぶりに左右の胴掛が新調された「孟宗山」
会所に飾らた鮮やかな綴織は平山郁夫画伯の「砂漠らくだ行」という作品が原画になっているそうで
山の左側を飾るのが太陽、右側を飾るのが月になるそうです。
    

  

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前後車輪が同じサイズで貸し借りができる「北観音山」と「南観音山」
明治以前は毎年交互に巡行に参加していたそうです。
後祭の先頭を行った北観音山は上り観音山とも言われ
巡行の最後を飾る南観音山は下り観音山とも言われています。

今年の南観音山で出された新柄の手ぬぐいあばれ観音
一番左のブルー地

扇子も新柄が出てました。

会所の1階で販売するアイス最中はおたべ入り

トップの写真2枚は一昨日雨の中撮ったものですが
今日は久しぶりに朝から晴れたので会所巡りもしやすかったです。



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南観音山近くの「くろちく」さんは祇園祭期間に年一度だけのバーゲンを行っています。
和雑貨や和衣類など様々な商品がかなりお買い得
今年は1階部分はそのままで2階のみがバーゲン会場になっていました。
ワンピとTシャツ2枚をゲットしてきました セールは17日(土)まで



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「鯉山」は龍門の滝を登った鯉は龍になるという立身出世の入り口を意味する
”登竜門”の語源にもなっている故事をあらわした人気の山で
今年は前水引の一番上の部分が復元新調されています。
  
会所では鯉の滝登りの絵馬や茅の輪などが授与されています。

前掛、胴掛、水引、見送りはギリシャの英雄「イーリアス」の名場面を描いた名作で
16世紀にベルギーで織られた1枚のタペストリーで国の重要文化財にも指定されています。
下が復元新調された前額水引、鮮やかな色が蘇っています。

こちらが復元前のもの

巡行の際には平成元年に復元新調された鮮やかなタペストリーが使われます。


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霰天神山の直ぐ近くの中華料理「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」さん
昭和初期に建てられた元呉服問屋の建物が素敵なお店です。
祇園祭期間だけ店頭で売り出す「しみだれ豚饅」というのが名物で
前々から気になっていたので一度頂いてみることに・・・
普通の豚まんと違い皮の部分にもタレが染み込ませてあります。

一見、茶色いので味が濃いのかな~?と思いましたが
以外とあっさり!中にも具がたっぷり入った手作り感のある豚まん
大きさもかなりボリュームがあり1個400円ですが食べ応えがあります。

近くに座って食べる所がないので歩きながら食べている人もいますが
家に持って帰るorホテルにお持ち帰り?の方がお勧めかも



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雨の中少しだけ会所巡りをしてきましたさすがに人は例年よりも少ない感じでした。
菅原道真公をご神体とするこの山は京の大火があった際に霰(あられ)が降り鎮火し
その時に降ってきた天神像を祀ったのが最初と伝わっています。
今年は前掛、後掛の懸装品が復元新調されて会所では間近に見ることができます。
  
特に新調の前掛はギリシアの詩人ホメロスの叙事詩「イーリアス」の場面を
題材に作られたもので色鮮やかに蘇っています。
以前仕様されていた元の前掛は16世紀後半のベルギー製タペストリー

後掛は17世紀に中国で作られたつづれ織りを新調したもの

会所は鉾の少し手前右側路地の奥になっています。
天明や元治の大火の際にもこの町内は被害が無かったとか・・・
雷除けや火除けのお守り、火乃要鎮の護符などが授与さてています。


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