一乗寺から比叡山へ通じる急な坂道を雲母坂(きららざか)といい
ここから山へ登る名僧や旅人達が立ち寄った茶屋で出されていたのが「雲母漬」(きららづけ)
雲母漬老舗「穂野出」さんでは昔ながらの製法で伝統の味を守り続けています。
接待所とかかれた玄関を入ると中は茶店風の作り
販売所はここから庭を通り奥にあります。
感じの良いお店の方が試食されますか~?と聞いて下さり
前の方では試食もできるようですが商品を1つ頂いてきました。
この漬物は一見、粕漬けの様にも見えますが
一口大の小さい小茄子を白味噌に漬けたもので独特の味わいがあります。
茄子をお味噌と一緒に食べるというのが正しい食べ方のようですが
この漬けてある白味噌だけを御飯にのせて食べるのも美味!
美しい中庭ではサツキが咲いていました。
店の敷地内には公家の鷲尾家に仕えた田辺家雑掌宅跡が残されています。