【立山・弘法~美女平ルート(その4)】
『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!
2011年6月16日(木)
その1 弘法からスタート ツマトリソウやタテヤマリンドウ
その2 八郎坂入口付近 タケシマランやヒメイチゲ
その3 八郎坂から大観台 白花イワウチワやムラサキヤシオ
その4 大観台付近 ツバメオモトやマイヅルソウ
その5 滝見台付近 ホンシャクナゲやユキザサ
その6 ブナ坂から美女平 アカモノやルイヨウショウマ
ようやく大観台(標高1470m)に付きました、ここからは弥陀ヶ原高原と弥陀ヶ原高原を深さ約150mにV字状に切れ込んだ称名渓谷とその末端から落ちる称名滝が眺められます。
ここからはツバメオモトやマイズルソウの群生など次第に咲いている植物の種類が変わってきています。
◎大観台より眺めた称名滝・・・右にネハンの滝(ハンノキ滝)も見えます
◎ツバメオモト( 燕万年青)ユリ科・・・名は葉がユリ科の万年青 〈オモト〉に似ていることと、濃藍色の果実を燕の頭に見立てたものといわれています
◎奇妙な形の木肌模様です
◎ツクバネソウ (衝羽根草)ユリ科・・・4枚の葉の中心部に黒い果実が付く様子を羽根つきの羽に例え たもの
◎マイズルソウ(舞鶴草)ユリ科・・・葉の形が、鶴が羽を広げて舞を踊っているように見えるので「舞鶴草」と呼ばれます
◎タチツボスミレ(立坪菫)スミレ科・・・日本に60種ほどあるスミレ科植物の中でもっとも普通に見られます
◎カタクリ(片栗)ユリ科・・・別名:カタカゴ。カタクリとタケシマランそしてユキザサのコラボ?です
◎タムシバ(田虫葉)モクレン科・・・別名を「ニオイコブシ」といい、花には芳香があり、早春に白い6弁花を葉に先立って 咲かせます
◎ギンラン(銀蘭)ラン科・・・花は通常あまり開かず、半開する程度のものがほとんどで。お花の後方下部に短い距が見えます
◎ヒガラ日雀)スズメ目・・・大観台にてさえずりを聞きました。
その5 に続きます
【立山・弘法~美女平ルート(その3)】
『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!
2011年6月16日(木)
その1 弘法からスタート ツマトリソウやタテヤマリンドウ
その2 八郎坂入口付近 タケシマランやヒメイチゲ
その3 八郎坂から大観台 白花イワウチワやムラサキヤシオ
その4 大観台付近 ツバメオモトやマイヅルソウ
その5 滝見台付近 ホンシャクナゲやユキザサ
その6 ブナ坂から美女平 アカモノやルイヨウショウマ
大観台は高速バス道路から少し入った散策道沿いにある称名滝の展望台で、周辺は上の小平といわれ、植物の種類が最も豊かな場所です。
昭和44年に昭和天皇皇后両陛下が立山にお越しになった際、この大観台に立ち寄られたというお話があります。
ここではピンク色のイワウチワの花の中で1株だけ純白の白いイワウチワを見つけました。そしてムラサキヤシオツツジの鮮やかな色、そして残雪の残る遊歩道の片隅に咲くミズバショウ。イワナシやショウジョバカマなども今が盛りに咲いていました。
◎残雪の残る遊歩道を倒木の下をくぐりながら・・・
◎イワウチワ(岩団扇)イワウメ科・・・ピンクの淡い色が逆光に輝いています
◎初めて見たシロバナイワウチワ(白花岩団扇)イワウメ科・・・稀に白色の花をつけるものもあります
◎ショウジョウバカマ(猩々袴)ユリ科・・・山地で少し多湿なところにはえる常緑の 多年草です
◎エンレイソウ(延齢草)ユリ科・・・山地のやや湿り気のある林の中に生える多年草で、茎の先に3枚の葉を輪生し,その先から花柄を出して花をひとつつけます。褐色のものは外花被で,内花被はないことが多いです
◎イワナシ(岩梨)ツツジ科・・・亜高山の樹林内や 傾斜地に生える小低木です
◎ムラサキヤシオツツジ(紫八染躑躅)ツツジ科・・・一際目立つ赤紫のツツジが咲いています。 紫色の染料で8 回も染めたようなきれいな色だとして名付けられました
◎マルバウスゴ(丸葉臼子)ツツジ科・・・新枝の葉腋に赤みを帯びた淡黄緑色の花が1個ずつ垂れ下がってついて実は紫黒色に熟し食べられます
◎コシジオウレン(越路黄蓮)キンポウゲ科・・・別名をミツババイカオウレンと呼ばれるように、梅の花に似ています
◎ミズバショウ(水芭蕉)サトイモ科・・・この時期残雪の残る湿地で割いていました
◎立山スギの巨木が現れてきました・・・右下の写真を撮っている人と大きさを比べてください
その4 に続く