【アズマイチゲ(東一華) 】
野草 : キンポウゲ科 イチリンソウ属
花期 : 3月~5月
別名 : 「雨降花」と呼ばれており、摘み取ると雨が降るという説がある。名称は「東の一輪草」から。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
根茎は横に這い、紡錘状にふくらむ。茎につく葉は柄を持って3枚が輪生し、3出複葉である。
花茎の高さは15~20cmになり、直径2~3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。
萼片は白色で8~13枚。
花弁はない。
近縁のキクザキイチゲに似るが、浅く3葉に切れ込んだ葉の形が特徴である。
☆2022 アズマイチゲ 2022年4月9日
◎2021年4月1日 富山県にて 写真11枚 追加しました
キクザキイチゲ(左側)とアズマイチゲ(右側)
群生
この場所は雪解けが終わりまだ階下のない葉の状態でした
◎2020年3月19日 富山県にて 写真12枚
切れ込みがなく丸葉のタイプ
葉が褐色タイプ
茎の根元の葉
群生