【歴史の道《田近越 》①】
田近越古道は砺波群の北部(現在の小矢部市)から山越えをし、金沢北部の森下川右岸の平野部に出て金沢に向かう道です。道筋には一乗寺城跡と朝日山城跡があります。
①は 金沢市今町~四坊高坂町~加賀朝日町~朝日山城跡~北千石町~琴町~舟尾地区のルートです。
★歴史の道《田近越》①・・・金沢市今町~四坊高坂町~加賀朝日町~朝日山城跡~北千石町~琴町~舟尾地区
★歴史の道《田近越》②・・・梨の木平山~津幡町南横根~一乗寺城跡~小矢部市五郎丸~八講田
★歴史の道《田近越》③・・・田近越への道、波自加彌神社、その他周辺
◎2024年12月3日編集 石川県にて 写真31枚
金沢市今町がスタート地点。ここから田近越古道が始まります・・・奥に田近踏切があります。
①~④が認定された歴史の道
地名からは消えましたが、踏切に「田近」の名称が残っています。
新幹線をくぐって尾根を登ります。この辺りで古道と新道が合流する
古道沿いにあったという地蔵尊
黄金清水の霊泉(金沢市四坊高坂町)・・・ここは田近郷の中心神社・波自加彌神社の元社跡とのことです
宮司の苗字が田近さんでした
この清水に黄金も生じたため「黄金の清水」と呼ばれたそうです
四坊高坂町には、明治40年に花園村に合併するまで田近村の役場があったそうです。急坂の階段の参道を登ると、古木が見事な八幡社です。
ここから深田三角点にの方の山道になります。
「地代隧道」・・・このトンネルの上の尾根を田近越古道の旧道が通っています。そして鞍筒町で県道213号線に出ます。
旧金沢市立朝日小学校の跡地です・・今は朝日公民館になっています
加賀朝日町を過ぎ、三叉路で左に折れ「朝日山城跡」に向かいます・・・土砂取り場の横には朝日山城跡があります。
左側の上部に本丸に登る梯子が見えます。
城跡直下の追分に六字名号の石碑があります・・・左側の道へ田近越古道が続いています。
日本武尊神社の手前、北千石町に下りる田近越古道と思われる道があります。
分岐点の奥に「日本武尊神社」がありました
朝日山城跡からの田近越古道が北千石社の横に降りてきています・・・北千石社横の道
北千石社
さらに県道212号線を越して舟尾地区に向かいます。
舟尾地区の神社の後を田近越古道がありました・・・奥が北千石町側。
急な坂道を登っていきます(田近越古道)
左手に舟尾地区の神社がありました。
津幡町舟尾の「少彦神社」・・・少彦名神(すくなびこなの神)をお祀りされているようです。
さらに田近越古道を登っていくと・・・
何とか北千石の田圃部に出ました・・・天空の田園です。
この後 田近越古道は梨の木平山に向けて進みます。
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