おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

家族に乾杯で、彦根!

2017-10-17 23:47:21 | 舞台・映画・ドラマ
雨が続いてますね。
天気予報通りです。というか、今週はずっと悪天候らしい。



雨が降る前の、わが家のキンモクセイ。
花が咲き始めると、ニオイがとにかくすごくて。

花が咲き終わると、花が落ちて、
地面がオレンジ色になるんですね。
遠目にはキレイなんやけど・・・

さて、昨夜、「鶴瓶の家族に乾杯」で、
売れまくってる若手俳優・菅田将暉くんと、
鶴瓶さんが彦根をアポなしで散策してました。

8月末の「生さだ」の番組内で、
琵琶湖でロケをして来たという話が出てたので、
大河ドラマの関係なら彦根やろうと、
ずっと楽しみにしてたので録画予約して見ました。

最近、彦根によく行くので、知ってるところが出てくると、
ちょっとうれしいですね。
さすがに、彦根に知り合いはたくさんいないので、
知ってる人は登場しなかったけど。

千代神社の前の公園から出発でしたね。
神社、お寺から、二人が別々に行動。
鶴瓶さんは、琵琶湖方面の松原へ。
蒔絵師の工房から、彦根仏壇を知らはるんですね。
キャッスルロードのルパンで近江牛バーガー食べて。

一方の菅田くんは、お寺の近くの食堂のおばちゃんと知り合い、
ヒレカツランチを食べて、お孫ちゃんと遊び、
井伊家の当主が彦根城博物館の館長と知って博物館へ。

館長は井伊家の十二代目、直虎さんの命日なので、
法事に行ってたらしいですよ~ へぇ~

そこで、武具と武器を担当する学芸員さんに、
赤備えの甲冑を見せてもらう菅田くん。
直政から三代目の直澄の甲冑らしいのですが、
兜の上に付いてるヤクの毛でできた房?が、
直政が家康からもらったもので代々大事にしていたとか。

直政を演じる菅田くん、
「勉強になるなぁ」って、言うてましたね。

一方の、鶴瓶さんは、彦根仏壇で有名な七曲がりへ。
永楽屋さんで、彦根で仏壇が作られるようになったのは、
甲冑や武具を作ってた職人が、平和な時代になって、
その技術を生かして作り始めたのが仏壇と教えてもらい、
・・・菅田くん、「そうなんや~」 とまたもや勉強になったもよう

仏壇をつくる七職のことを教えてもらったあとで、
そこに保存してるという、甲冑を着せてもらってはりましたね。
本物らしいですよ~ 

菅田くんは、町で声をかけた学生さんと一緒に
花しょうぶ通りの寺子屋力石へ。
古民家をギャラリーにしてるとこで、
保育の講座があったんやけど、2階に展示してあった、
日本画に、菅田くん、心を奪われて、
その画家さんに会いたくならはったんですね。

東近江市の吉田友幸さんという方で、
その方のアトリエを訪ねるんです。
34歳の若い画家さん。なかなかステキな人でした。
おばあちゃんの家をアトリエにしてるらしく、
古い日本家屋でしたね。
日本てぬぐいを姐さんかぶりして、
自然体で話をしはるんですね。

居心地が良かったのか、菅田くんも、
蜷川さんの舞台をやったときの話をしてました。

吉田さんの作品が、背景を描かず、
花だけを描いているのを見て、
「引き算するって、勇気いりますよね。
 足し算する方が楽やないですか」

蜷川さんの舞台で、目一杯演じてたら、
お客さんに疲れるって言われたと、蜷川さんに相談したら、
じゃぁ、引いてみたらって言われ、引くところを作ったら、
そこから良いという評価が倍になったという話。
・・・あの舞台ね。観てないけど、そうなんや~~

吉田さんが、おじいちゃんの「へしこの絵」を、
好きで飾ってる話をされてたんやけど、

「なんでへしこの絵やねん~て、それだけで、一晩語れますよね~」

「あ、ほんまや、ヌカ付いてる~」

二人ですごく、盛り上がってました。

吉田さん、調べてみたら・・こちら
大津出身なんですね。

吉田さんとすっかり意気投合した菅田くん。
連絡先の交換をしたみたいですよ~
一般人と連絡先の交換て、初めてって言うてはりました!

調べてみたら・・・吉田さん、大津出身の女優、
元タカラヅカの、月船さららさんと知り合いみたいですよ~


良い感じの彦根の旅をしたみたいで、
滋賀県民として、ちょっとうれしいですね。

前に、「るろうに剣士」に出てた佐藤健くんが、
「家族に乾杯」で大津へ来たけど、
滋賀は、ロケした縁でイケメンさんが来てくれるんやね。


そうそう、菅田くんは、今、本当に売れっこやけど、
6年ぐらい前に、舞台でナマ菅田くんを拝見してます。
佐藤健くん主演の舞台やっけど~

映画やドラマにたくさん出てはるけど、
大阪の子やし、鶴瓶さんとの掛け合いも、
滋賀県民の人たちとの会話も、面白かったですね。

見逃した方、再放送ありますよ!
10月20日(金)の午前0時10分~ 


そのうち、私の大好きな俳優さんも来てくれへんかなぁ。

あ、その前に、ロケで来てもらわんとね!





衝撃の終焉

2017-08-26 23:12:12 | 舞台・映画・ドラマ


仕事をしようと思うと、邪魔するあなんさん。
今も、キーボードとモニターの間で、寝てます!


ダンナが、HDDに録画したのが溜まってる~、
なんていうので、夕べは、ちょっと原稿書きを休んで、
「おんな城主直虎」を、2週分見ました。

先週の、「嫌われ真次の一生」は 
(どこかで聞いたようなタイトルですが~苦笑)
ツイッターとか、ネットにだいぶん上がってるようやけど、
できるだけ、それらを見ないようにして、
やっと、夕べ夜中に見たんです・・

いやぁ・・・・おかげで、寝付けなかったわ~
あんな終焉になるなんて・・

だいたい、「おんな直虎」の存在もハッキリしないし、
小野政次は、『井伊家伝記』では
井伊谷を横領した「悪役」として描かれているし、
結婚もして子どもも二人いるらしい。

ま、ドラマはフィクションには違いないんやけど。

そもそも歴史というのは、戦に勝ったものが、
都合良く書いて残してる場合がほとんどっていうから、
政次のことを悪者に仕立てることで、
徳川家康と、家康についた井伊谷三人衆
(近藤康用・鈴木重時・菅沼忠久)の大義名分を立てた、
という説もあるみたいです。確かにね~

それにしても、まさかの展開でした。
直虎が急に槍をつかんで、自ら処刑するんですよ。

「地獄へ堕ちろ、小野但馬。ようもここまで、我を欺いてくれたな。
 日の本一の卑怯者と、未来永劫語り伝えてやるわ」

直虎が言うんです。
それを、刺された政次がにっこり微笑んで、
血を吐きながら、言い返すんですね。

「もとより、女子頼りの井伊に未来などあると思うのか。
 生き抜けるなどと思うておるのか。
 やれるものならやってみよ。地獄の底から見届け……」

ネット上では、「大河ドラマ史上に残るラブシーン」
なんていわれてるようやけど、ほんま、すごい、ですわ。
プロデューサーさんのインタビューにも、

互いを罵り合あっているように見えて、実は裏返しで
「誓いの言葉」のようになっている、何とも言えないラブシーンですって。

辞世の句がちらっと出てましたよね。

「白黒を つけむと君を ひとり待つ  あま伝う日ぞ 楽しからずや」

めっちゃ、ラブレターですやん。
そういうふうに描いた脚本家の森下佳子さん、すごいですよね。
書き終わってから、ぐったりしてたとか?
音楽担当の菅野ようこさんは、脚本を読んで、
熱を出して10日ほど寝込んだとか~

ほんまに、私も、寝付けなかったくらいやから。

演じる高橋一生くんも、めっちゃ人気上昇中ですよね。
舞台俳優さんやから、人気が出る前から知ってるけど、
裏切り者としての「本懐」をまっとうする役をうまく演じてはりました。
かなり、政次ロスの人が出るらしいよ・・

直虎が育てた虎松は、後の彦根藩主直政になるんやけど、
演じるのは、超売れっ子俳優の菅田将暉くん。

どうやら、「鶴瓶の家族に乾杯」のロケで、
今日、琵琶湖の周辺に来てたらしいよ。
井伊家ゆかりの、彦根に来てたんかしら???

今日に限って?彦根に行ってないし~




宮沢賢治

2017-03-15 23:07:55 | 舞台・映画・ドラマ
アップしそびれてますけど、先日、
京都文芸会館に、オペラシアターこんにゃく座の舞台、
「想稿・銀河鉄道の夜」を観に行ってきました。

そう、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ですよ。
生きているものと死者の交信、
この世とあの世の境界線がえがかれてるんですね。
完成しないまま、賢治は亡くなってしまったのですが、

滋賀県出身の劇作家、北村想さんが、
これを元に脚本を書いたという舞台です。
高校演劇とかでも、けっこう上演されてるみたいですね。

前から、行こうと予約していた舞台ですが、
なんとか観に行けて、良かったです~
17時まで仕事をしてから行けたので。



こんにゃく座は、オペラ、なんですね。
オペラは、いわゆる歌劇。
演劇と音楽で成り立ってるんやけど、
ミュージカルはそれに踊り、ダンスが入るんですね。

そういうウンチクはともかく、
まず、黒い衣装のピアノの女性、
クラリネットの男性、チェロの男性が登場。
左端で、音楽担当ですね。生伴奏です!
メロディだけでなく、ほんとに、効果音まで、
楽器で表現されてました。

最初は、学校の授業風景から始まり、
銀河系の星について、女の先生が授業しています。
後ろに、大きなリングがあって、そこに、
プラネタリウムのように星が映し出されます。

机と椅子がたくさん並べられ、
生徒たちが勉強しています。

シーンによって、その机と椅子が、
パズルのように並べられるので、
だいぶん練習したんやろうなぁって。

ジョバンニとカムパネルラという二人の少年が、
銀河鉄道で旅をしながら、いろんな人に出会い、
やがて、水難事故・・・

宮沢賢治の原作をちゃんと読んでないけど、
北村さんのストーリーは、わりとわかりやすいですね。
登場してくるおかしな人たちとの会話(音楽やけどね)
その中に、お笑い的なコネタ?もちゃんとあって。

・・・発掘してる学士の漫才も、おもしろかったですね~

「オレ、風邪ひいて寝てたんやけどな」

「いや、布団ひいて寝なさいよ」

「えっ? 風邪ひいて寝てたんやけど」

「だから、布団ひいて寝なさいって」

・・・布団は敷くんですけどね(苦笑)

考古学者の先生の歌もおもしろかったし~
頭にアンモナイトみたいなんをかぶって、

「アタマが痛い~」 って、

首をかしげながら、何度もそう歌うので、
会場に来てた子どもたちも、笑ってましたね!

アタマが痛い理由は税金の申告のこと、ですって!

ややこしい人たちも、途中で銀河鉄道に乗ります。

中央のリングが下りてきて、汽車になるんですね。

最後に、二人が乗ろうとするけど、
カムパネルラくんしか乗れない。
ジョバンニは、乗せてもらえないんです。
切符が、まだ乗れないって言われ・・・

カムパネルラくんだけが乗っていく・・・

なんか、ホロリとしましたね~

彼は、溺れて死んでしまってたんです・・・

ネット上に、原作台本が出てるので、
見ることができました。

「カムパネルラは、本当のことを探しに行った」らしい。

セリフを音楽にのせて歌うので、
わかりにくいときもあったけど、
でも、けっこう音をとるのが難しそうです。

でも、全員で歌うところとか、
やっぱり、音楽はいいですねぇ~






企画会議

2017-03-09 23:34:48 | 舞台・映画・ドラマ
今月は、ほんまに忙しくて、締め切りがいっぱい~
なのに、前から予定していることもいろいろあって、
しかも、姉の入院もあり~ので(→もうすぐ退院します!)
公私共々、めっちゃ多忙です。

ちゃんとお仕事もしてますからね! と、先に言いますけど、
一昨日は、乳ガン検診のあとに、神戸まで行ってきました。



とりあえず、ランチは三宮の駅前にある「Red Rock」で、
すっかり有名になった? これをいただきました!



ローストビーフ丼です。
テレビで紹介された後は、かなり混んだようやけど、
今は、それほどでもないのかな~
でも、数人、待ってましたけどね。

なんせ小さいお店なので、すぐに満席。
でも、丼だけに?回転が速くて、わりとすぐに入れました。

ローストビーフ丼以外に、ステーキ丼とかもあるけど、
やっぱり、このお店の代名詞みたいなローストビーフで。
並は、税込み850円。男性なら、モノ足らないかも。
おろしポン酢のようなタレに、玉子の黄身とマヨネーズ。
おいしかったです~

神戸に行った目的は、もちろんローストビーフ丼ではなく、
演劇鑑賞会近畿ブロック「近畿演劇鑑賞連盟」の企画会議。
初めての参加なのですが・・・

実は、新年度から、ひこね演劇鑑賞会の幹事をすることになったのですね。
すでにたくさんおられるんやけど、高齢で辞めた方もいて、
ずっと募集してはったんですね。

私の場合は、彦根市民ではないし、遠いから、
いつでもどこでもお役には立てないですよ、
現役で仕事をしてるし、主婦でもあるし、
優先したいこともあるので、幹事会とか、
どれもこれもは行けないですよ・・・と言うたのですが、
舞台を観るチャンスが増えることも、確かに魅力で、
(他の鑑賞会との交流があって、招待券もあるらしい・・)
・・・またまた好奇心から、「うん」と言うてしまって~~汗
さらに、忙しくしてしまったのです・・・大丈夫かいな。

ほんで、早速、お誘いいただいたのが、
再来年の鑑賞会で観る作品を選ぶという、企画会議です。
・・・3回開くので、秋には決まるのかな。
みなさんの話を聞くだけで、楽しいです~

近畿ブロックは、9つの鑑賞会があります。
京都、神戸、姫路、奈良、和歌山、紀北、泉南、岸貝、ひこね。
全国ではいくつあるのかなぁ・・たくさんですよ。
大宮さんのサイトにありますね → こちら

先日の、俳優座劇場の制作の方のお話を聞いて思ったけど、
ほんとうに、劇団とか、演劇をされる人たちを、
全国の鑑賞会の人々が支えて来たんやな~って、思いましたね。

私がいつも観てる演劇は、いわゆる商業演劇で、
劇団公演とか新劇と呼ばれるものと、ちょっと違うんですね。
チケットの値段も違うし、出演してる役者さんの知名度も違う。
(アイドルが主演というのもあるしね~)
セットも豪華やし、劇場のキャパも違うし・・・

それでも、鑑賞会で上演される作品は、やっぱり上質です。
おもしろくないとか、好みでないとかもあるけど(苦笑)
ソレを含め、いろいろな作品を観られるのが楽しいです。

何より、バックヤードが見られたり、
役者さんとの交流会とかもあるしね。

全国的に、鑑賞会の会員が減ってきてるようです。
ひこねもこの年度末にかなり減って、深刻な状態。
会員の会費で上演するので、会費を上げるか、
年間の、上演本数を減らすしかないのですが、
せっかく6回、上演できるのにねぇ・・

今の時代に、マッチしてない活動なのかも知れんけど、
演劇がおもしろいことを、もっと知って欲しいですね。

想像力を喚起させる舞台は、やっぱり、魅力的です。

私も、微力ながら応援したいし、楽しみたいと思います~


しっかし・・・原稿の締め切りが・・・



「陥没」で満腹

2017-03-05 21:24:34 | 舞台・映画・ドラマ
4ヶ月前から買ってたんですね。
どうしても観たくて・・・ほんまに。
3月は、忙しい月ではあるんですけど、
それでも、観に行って良かったです~



森ノ宮ピロティホール。
午前中、仕事をしてから出かけました。
晩ご飯の用意もして。



ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の舞台「陥没」。
出演者が豪華なんですよね~

井上芳雄 / 小池栄子 / 瀬戸康史 / 松岡茉優 /
山西惇 / 犬山イヌコ / 山内圭哉 / 近藤公園 / 趣里 /
緒川たまき / 山崎一 / 高橋惠子 / 生瀬勝久

ミュージカルの王子様の芳雄くんが、
贅沢にも、歌わない舞台なんですよ~~
「女にだらしない」とは思えへんくらい、
清潔感のある、イケメンな男っぷりで、弟思いやし。

小池栄子ちゃんは、ほんとに上手い女優さんで、
ケラさんの舞台には欠かせない存在ですね。
今回は、けなげで、可愛い女性でした。

生瀬さん、山内さん、イヌコさん、山西さん・・・
もう、達者な方ばかり~

観に行きたいって、思いますよね~
感想は、ツイッターでもつぶやきましたけど、
瀬戸康史くんが、可愛くて、微笑ましくて、
すっごく良かったですね~

コミカルで、でも、ホロリとして。
生瀬さんが女々しくてずるい役を演じてて、
山内さんの怪しげな人、山崎さんの幽霊、
迷走する気持ちが痛いほどわかる松岡茉優ちゃん。
モテまくってるイヌコさんの可愛さ、
山西さんの八雲さんも、適役ですよね~
「56歳独身、気持ち悪いですか~?」って!

ラストは、こうなるやろうな~という展開。
しかも、可愛い弟、瀬戸くんのセリフで、ジ・エンド。

「なに泣いてんのぉ~」

ちょっと、クレヨンしんちゃんぽい?けど、
でも、ほんとに純真なセリフが、浸みましたわ~

それと、声だけの出演があって、
神様の声なんやけど、峯村リエさんと三宅弘城さん。
録音なんやろうけど、何度も登場するんですよ。
火の玉のような?大きめのオレンジの電球?が、
2つ、ペンダント電気のように下りてきて、
しゃべるんです~ 幽霊の山崎さんと。

なんとも贅沢なキャスティング!
コメディやけど、人情話。
昭和の香りがするお話。
良かったです~

昨日は、お友だちと一緒やったので、
まず、ピロティ前のモールでお茶。



こんなとこがいつの間にかできてるんですよね。



で、つい、小腹を満たそうと、ドーナツ~(苦笑)
5時過ぎまでねばって??
ピロティの近くの洋食屋さんで、夕食。



私は、牡蠣フライとハンバーグ定食、1250円。



お友だちは、オムライス定食、1050円。

けっこうな、ボリュームです・・お腹パンパン~



大きな看板「洋食とビール」、というのは、店名ではないらしい。
足下のマットに、「グリル フレンドシップ」

・・・友情?? なんとも昭和な名前ですが~(笑)
お店の雰囲気と合ってる気もしないでもなく~
ビールが気になるけど、また、舞台終わりに来れたらね!

心も、お腹も、満足な日になりました~












魅力を知ろう会

2017-02-28 23:04:12 | 舞台・映画・ドラマ
先週末、ひこね演劇鑑賞会の、次回例会「もし、終電に乗り遅れたら・・」
の、「魅力を知ろう会」があったので、彦根まで行ってきました。



俳優座劇場プロデュース公演です。
制作の箱田雅幸さんが、来てくださいました。
なかなか、お話上手です~



俳優座と俳優座劇場の違いからお話されてました。

俳優座は、加藤剛さんら著名な役者さんの居る劇団。
日本を代表する新劇団の一つですね。
1944年、に小沢栄太郎さん、岸峰子さんら10名の同人によって設立。

俳優座劇場は、劇団俳優座が、1954年に開場した劇場です。
それまで上演していた三越劇場での夜間上演ができなくなり、
新劇のための劇場を自らの手で創りたいという理想を持って、
創立10周年の時に創ろうと、役者さんたちが資金を貯めたそうです。

現在は、俳優座だけでなくどこにでも貸せる劇場として、
俳優座から、独立しているそうなんですね。
劇場として運営していくために、プロデュース公演もやってるらしい。

1980年に改築されて、客席は400から300に減ったとか。
客席と近いので、一体感のある舞台が楽しめるそうです。

お金の話も出てましたね~
東京で1本の舞台をつくるのに、いくらかかるか。
・・・2000万円ぐらいかかるらしい・・・すごいね。
衣装やセット、音楽とか~ もちろんキャストのギャラや
美術、照明、音響などの経費や人件費もいるし~
著作権のある作品は、使用料も必要やし~
稽古をする場所代もいるし~ 

前に、関ジャムでミュージカルの役者さんが出たときに、
言うてましたよね~

稽古の時はギャラでないらしいです。
上演してこそギャラが出るんですって。
舞台がロングランになればなるほど、儲かると~

1ヶ月稽古して、上演が1週間ほどなら、
役者さんもたいへんやん・・・
好きでないとできないですよね~

箱田さんは、加藤剛さんに憧れて、俳優座に入社。
そこで、制作の仕事をしていたそうですが、
事情があって退団し、1年後に、声がかかって、
俳優座劇場に入社したんやそうです。

2000万円かけて創った舞台も、東京公演だけでは、
やはり、採算が合わなくなるでしょうね。
地方公演があるから、やっていけるっておっしゃってました。

全国の演劇鑑賞会が、会員の会費でまかなうという、
そういうシステムをとっているから、成り立つんやと、
そうおっしゃってましたね。

まだ、50代、お若い方です。

福山の演劇鑑賞会の理事をされてた方と、
結婚されたようです~~

へぇ~~~、広島にご縁があったんですね!

「もし、終電に乗り遅れたら・・」は、
夭折した、ロシアのアレクサンドル・ヴァムピーロフの喜劇。
ロシアの喜劇って、どんなんやろうね~

4月13日の公演、楽しみです。





田茂神家の一族

2017-02-15 22:34:48 | 舞台・映画・ドラマ
壊れた電気温水器をすっぱり諦め、新しいのにしました。
電気温水器より、ランニングコストがかからず、エコなエコキュート。
気化熱をエネルギーにして温水をつくるというもの。
電気温水器より、モノは高いと思うのですが、電気代は安くなります。

10年ほどで、なんでも壊れてくるんやね。電気製品は~(涙)
七色の縦の帯が入るプラズマテレビも、まだ買い換えてないけど、
これも、電気をかなり食ってるらしいので、早くエコにしやな。
なかなか踏ん切れないでいます(汗)

それにしても、姉のところでもらい湯して?
姉の風邪をもらってしまったのか、声がガラガラ状態。

歯医者さんと美容院だけは行ったけど、今日はほぼ引きこもり。
ブログ更新もできず、ぐったり、してましたね~
声が出ないのは、ほんまストレスやわ~

さて、ガラガラ声の姉と一緒に、
一昨日、奈良文化会館の国際ホールまで、
舞台「田茂神家の一族」を観に行ってきました。



演劇鑑賞会の今回の作品ですが、
23日の彦根公演が観に行けないので、奈良で観せていただきました。

日曜日の午後は、このへんも雪が舞ってて、さっぶかったんです。
京都から奈良は、晴れてたんですけどね。
帰って来たら、やっぱり雪がチラチラ・・・



京都駅で見た空は、こんな感じ。

せっかく奈良まで行ったので、時間があれば、
大仏さんとか見たかったけど、姉も私も多忙で。
姉は子守、私はお仕事・・・

なので、道中の鹿さんをパチリ。



興福寺の金堂は素屋根がかかってて、
どうやら、修復中のようです。



なんか、多いですね。文化財の修復工事。
清水寺もたしか、やってますよね~
まぁ、遺していかないといけないので必要なことやけど。



さてさて、舞台の方は、東京ヴォードヴィルショーの、
40周年記念でつくられた作品の再演です。
脚本は三谷幸喜さん。あの、「真田丸」の脚本家。
言うまでもないけど~

旗揚げ以来、喜劇だけを上演してる劇団、今回は、
座長の佐藤B作さんに、角野卓造さん、石倉三郎さんが客演。



某紙面に掲載した作品紹介記事です。

東北のとある村の村長選挙のお話。
24年も村長をしていた先代がケガして辞めて、
選挙で新しい村長を決めようとしたら、
前村長の息子や娵など一族のものばかりが立候補。

合同演説会が、そのまま舞台になったお話で、
ネガティブキャンペーンがお互いのスキャンダルの暴露合戦に。
やがて、前村長も、やっぱり立候補するというややこしい展開。
どこかであるかもしれない、ないかもしれない物語、なのです。

面白かったですね~
それぞれの役者さんが、きっちり演じてはったし、
テレビでもおなじみの役者さんたちの芝居は、
本当に素晴らしかったです~

ヴォードヴィルショーは、「パパのデモクラシー」を、
演劇鑑賞会の例会で、一昨年に観ました。

すっと前に、「エキストラ」というのを、
草津文芸会館で観たけど、群衆劇ながら、
ちょっとほろりとする喜劇ですよね~

・・今回は、ホロリとはしなかったかな。

彦根は23日公演。

興味のある方は、お問い合せを~







富士山の噴火

2017-01-13 23:59:57 | 舞台・映画・ドラマ
姜は午後から彦根まで。
3月20日に上演される、前進座の舞台「怒れる冨士」の、
実行委員会があったので、ひこね演劇鑑賞会の事務所まで行ってきました。



これは、演劇鑑賞会のいつもの例会ではなくて、
彦根で上演されるのを応援しようと、演劇鑑賞会の会員を中心に、
100人実行委員会がつくられた舞台です。

前進座は、昨年の2月に、歌舞伎「切られお富」が、
例会で上演されたのを観てますが、
故中村梅之助さんが座長をしていた劇団ですね。

そういうご縁もあって、公演に協力しているんですが、
「怒れる冨士」という作品は、江戸時代、
宝永の大噴火で被災した農民たちに、
自らの判断で幕府の米蔵を開放した伊奈半左衛門の苦悩と、
農民たちの戦いを描いた新田次郎の原作。

舞台は、東日本大震災、熊本大分地震の、
復興支援もしている舞台なんですね。

昨年の秋に、BSの「英雄たちの選択」という番組で、
モデルとなった「伊奈半左衛門の選択」を放映してたんやけど、
今日は、そのDVDの鑑賞会やったんですね。

偶然、再放送をしていたのを見てたんやけど、
後半しか見てなかったから、今回、フルで見ることができました。

番組によると、宝永の噴火はかなり大きなもので、
噴煙が成層圏にまで届いたとか。しかも、16日間も、
噴火し続けたらしいです。

偏西風に流されて、江戸や房総半島まで、
火山灰が降り落ちたようです。
北東にある御厨地域は、焼け砂に埋まり、
田畑も村も、壊滅状態になったそうです。

しかし、その4年前にM8ほどの地震が二度起こり、
幕府は、村を助ける余裕はなかったようで、
検分するだけで、復興は自分たちでするようにと、
捨て置かれたようです。

酒匂川の改修を命じられた関東郡代の伊奈半左衛門は、
農民たちの訴えを聞き、幕府の勘定奉行に、
農民たちを連れて陳情に行きます。

幕府は全国の大名に寄付を命じ、
48万両が集められたものの、16万両を渡したのみで、
残りは、幕府の大奥の建築費用に回したとか・・・

おいおい、どっかで聞いたような話と違うの~~

将軍が代わっても、幕府は富士山麓を助けてくれない。
幕府の裁定は、「亡所」でした。

農民の苦悩を目の当たりにして、
伊奈半左衛門は、幕府の許可を得られないまま、
駿府にある幕府の米蔵を農民に解放・・・

この地が、農地としてよみがえるのに、
100年の月日が掛かったと言われます。
農民たちは、「亡所」にすることなくこの地に留まり、
復旧に努めたんですね。

磯田先生によると、村を離れると言うことは、
農地を手放すことで、それは人格も保証されないことだとか。
農民にとって、それは辛いことなんだそうです。
今とは、違いますよね~

半左衛門は、復興を見届けることなく亡くなるのですが、
幕府にたてついたと切腹させられた、とも言われているとか。

地元には、半左衛門の蔵が建てられ、
英雄の功労を顕彰しているようです。

ちなみに、チケットは、6500円ですが、
前売りは、5500円。
演劇鑑賞会で取り扱っていますので、
行きたい方は、私に連絡くださいね~
良いお席がまだ余ってますので!

今だからこそ、この舞台を観ないと!


年末なのに

2016-12-24 10:44:35 | 舞台・映画・ドラマ
仕事で、某社の年賀状を描き終わったのに、
自分の年賀状は、まだ描き終わらない・・・
お天気が悪かったり、休みがなかったりで、
家の周囲の掃除もまだできてない。

年末なのに、相変わらずの日々です。

そんなわが家のせわしなさよりも、
昨日は、糸魚川で150軒が焼けてしまうという大火災。
フェーン現象で、太平洋側が雨降ったりしてるのに、
日本海側は乾燥するんやね。

40年前の、秋田県酒田市の大火災を思い出しました。
ツイッターでもニュースでも、その話は出てましたね。
調べたら、1774棟の建物が焼けてしまったとか。
他にも、60年前には魚津で、61年前には新潟で、
やはり都市火災があったようです。
火を出した人の責任は問われないという
日本独自の法律があるようやけど、
年末年始に向けて、焼け出された人が気の毒で。
買い物に出てそのまま、火災で家に帰られない、って、
言うてる人もいてました。
一日も早い、町の復旧をお祈りいたします。

いつなんどき災害は起こるかわからへんし、
明日はわが身、気をつけないと。

さて、先週も多忙でした。

今年最後の観劇もあったし(苦笑)
忘年会も、あったし~

観劇は、実は二つ。

一つは、尼崎でも観た、ミュージカル黒執事。
刈谷の代千穐楽を観て来ました。
大好きな俳優さんの、見納めですね!
愛知の友人、神奈川の友人と3人で。

刈谷までは、在来で2時間ほどで行けるので、
わりと行きやすいところです。
春にも行ったホールなので、迷うことなく(笑)
全国の映画館で、ライブビューイングも行われるという千穐楽。
舞台も良かったし、いろんな意味で感慨深かったです。



道中、電車の中から撮った伊吹山。
お天気が良かったんですよ~

そして、翌日は、演劇鑑賞会の舞台、エイコーン「松井須磨子」。
栗原小巻さんのひとり舞台です。

ひこね演劇鑑賞会の例会は15日やったんやけど、
伯母の手術で行けなかったこともあり、
京都労音の例会に、行かせてもらいました。
近畿ブロックのどこででも観られるようになり、
ありがたいですね。



姉と行ってきました。
1時間半ほどの舞台でしたが、小巻さんステキです。
齢71歳らしいのですが、歌って、踊ってました。
バレエをされてたとはいえ、すごいです。

次回の例会は2月。
三谷幸喜さん脚本の、ヴォードヴィルショーの舞台。
「田茂神家の一族」。佐藤B作さん主演。
文学座の角野卓三さんがゲスト出演。

楽しみ~~





初の文楽劇場

2016-10-31 22:43:27 | 舞台・映画・ドラマ
ハロウィンて、昔はなかったよね~
大人も仮装して、ハメをはずす日やったりするん??
さすがに、月曜日の今日は仮装してる人は少なかったのかな。

いつやったか、娘が、朝の通勤電車のBOX席に、
化粧もハゲハゲな、ゾンビだか魔法使いだかの4人が、
疲れ切って爆睡してるのに遭遇してビックリしたとかいうてた。

夜中中、仮装して遊んで朝帰り?なんやろうけど、
通勤電車の中では浮くよね~ 

ま、本人たちは爆睡してるから恥ずかしもなにもないやろけど。
いつから、こういう人たちがあふれだしたんやろうなぁ。

そんな、10月末日に、大阪の国立文楽劇場に行ってきました。
先日、チケット販売のサイト、eプラスからのメールで、
「得チケ」というのが届いたんですね。
つまり、お得なチケットってことやけど、
その中に、文楽のチケットが半額ぐらいの値段で出てたんです。
チケットがたくさん売れ残ってる日時のが出てたんやろうけど。
6000円が3200円やしね、思わず、友だちを誘いましたわ~



大阪の日本橋のところにある国立文楽劇場。
文楽は、人形浄瑠璃を上演する劇場の名前やったのが、
他の浄瑠璃の劇場が無くなって、文楽だけになったことから、
文楽が人形浄瑠璃の代名詞のように使われるようになったらしい。

今年の春に、うめだ文楽を観に行ったけど、
やっぱり太夫さんの生の語り、生のの三味線、いいねぇ~
もちろん、人形遣いもいいけど~



錦秋文楽公演、第二部を観ました。三幕あります。
初めての文楽劇場なので、イヤホンガイドを借りました。
(700円+保証金1000円・・保証金は返した時に返金されます)

増補忠臣蔵(ぞうほちゅうしんぐら)
 本蔵下屋敷の段
忠臣蔵のスピンオフのような作品
前半、後半で、太夫、三味線が代わりました。
後半の、豊竹咲太夫さんは、「切場語り」という、
重要な場を語る太夫に与えられる最高位の方なので、
お湯を持つ若手がそばに控えています。

艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)
 酒屋の段
嫁をもらったのに、以前からつきあってた愛人「三勝」に子どもがいて、
親に勘当された息子「半七」が、その愛人を横恋慕する男に、
殺されそうになり、逆に男を殺めてしまう・・という前段があり、
その続きのお話。
心中をはかろうとする二人は、子どもだけは救いたいと、
実家の酒店の丁稚に子どもを背負わせて親に託すが、
死ぬ前に一目会いたいという愛人とともに、
そうっと、実家の酒屋に行く。

涙、涙のお話なんやけど、どうもね~
手も触れずにいる嫁に対して、
「未来には夫婦に」なんて手紙にしたためるねんけど、
それは方便すぎるよね!  
・・・共感でけへんわ~

このお話は、前半、中半、後半と、
3組の太夫、三味線が登場しました。

勧進帳(かんじんちょう)
これは有名な、弁慶と義経が東北に逃げる途中の安宅の跡でのお話。
この話は、太夫7人、三味線7人がずらりと並んで弾き、語ります。
役柄に合わせて太夫が語り、三味線も1本やったり、全員で弾いたり。
迫力ありましたね~

うめだ文楽の時に見た、三味線の鶴澤寛太郎さんや、
竹本小住太夫さんもいましたね~

なんせ、太夫さんと三味線の席の、真下で見てたので~
人形遣いよりも、汗やら鼻水?やらにまみれて熱演する太夫さんが、
どうも、気になって~

それと、初心者にもわかるように字幕が出てるんですね。
ついつい、それも見てしまうので、人形が・・・

でも、最後に花道を使って義経らが逃げて行くんやけど、
しんがりの弁慶の六方飛は、見せ所。
主遣いの人だけでなく、いつもは黒衣の足遣い、左手遣いの人も、
顔出し、袴姿で、ためてためて、六方を踏むんです~

文楽も、面白いね~!

観に来てる人も和服姿ががちらほら、
ご夫婦らしき熟年のカップルが和服なのも和みますね~。

私も、いつか着物で、文楽とか歌舞伎とか、
観に行けるようになるかしらん・・・

繁昌亭の落語でもええけど・・・
着物で行ったら大入袋もらえるしね!