おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

遺跡発掘にハマるお母さん

2005-03-19 00:35:03 | お仕事メモ
友人から電話。「Tさんがお手製のピザを焼いてくれるからおいで~」。
Tさんは文化財調査補助員。昨年の秋、取材させていただいた人で、普段は、土にまみれて発掘作業をしています。「発掘のおもしろさは人それぞれ。その遺構の時代を想像しながら掘ることは楽しいし、おもしろいですよ」とか。発掘にのめりこんで行ったきっかけは、弥生時代中期の巨大環濠集落跡で知られる、守山市の下之郷遺跡(国指定史跡)の発掘調査に関わったことから。この遺跡からは、銅剣、石やじり、弓や盾などの武器・武具や、動物や魚の骨、植物の種などが見つかり、「熱帯ジャポニカ」「温帯ジャポニカ」の稲もみも出土、弥生時代の人々の暮らしがうかがえる遺跡として注目されています。
「食」に興味があるTさんだけに、以前から古代のお米に関心を持っていて、「古代米」の勉強会に参加したり、地域のイベントなどで古代食を作ったりしているとか。
「人間は食べることが生きていくことの基本」と言い、いつも「食べ物」を用意してくれます。取材の時は古代赤米の団子をいただきました。今日のピザも、具がたっぷりで美味しかった!! あ、そうそう、Tさんは10才ほどお姉さんですが、ウチの長女と、息子さんが中学、高校と同級生なんですよ。またまた、世間は狭い。