
野洲市の、「琵琶湖と水辺の環境を守る会」というグループが、
地元、家棟川(やなむねかわ)流域の環境を守ろうと、NPOを作り、
観光船を仕立てて、エコ遊覧など、様々な活動をされてます。 → こちら
その、観光船に乗ってきました!
地元の野田という地区の町内会長さんの案内で、川ともに生活してきた、
農家の暮らしや、川の歴史などのお話を聞きながら、
2艘の櫓こぎ船に7人ずつ乗って、ゆっくりと川を遊覧しました。


前日の雨や、田植えが始まったことから、水位も高く水も濁ってたけど、
景色は良好。
水面すれすれのところに浮かんだ小さな船で、約2kmを往復しました。
目線が低いので、堤防が建物など味気のない建造物などを隠してくれるから、
見えるのは川面と新緑だけです。
赤目やなぎ、たちやなぎ、ヨシ原、ひめガマ、まこめ・・
堤防からこの順に、水辺の植物が生えています。

気持ちいいですね~ 良いお天気やし。
船着き場に戻ってきてから、今度は湖周道路を徒歩で少し西下して、
旧野洲川の内湖を見学に行きました。
野洲川は、「近江太郎」といわれたほどの暴れ川で、周辺に大災害を何度ももたらした川です。
その反面人々の暮らしを育む川でもあり、河口がかつていくつもの洲を造っていたことから、
昭和61年に放水路として一本化されました。

その北流の名残が、この内湖です。
遠く、近江富士と呼ばれる三上山が見えますが、水辺にはびっちりヒメガマが自生してます。
手つかずのまま残るこの内湖は、唯一、琵琶湖への水門があるだけで、
水には流れがなく、丈夫で繁殖力のある植物がはびこるという現状ですね・・・。
なんとか、干拓したりせずに、自然を残す方法はないか・・・
「水辺の環境を守る会」の人々が課題としている問題です。
地元漁師さんのお話も興味深く、とても有意義な勉強会でしたね。
昼食は、湖魚料理。それに、今日はビワマスがエリ(琵琶湖特有の漁法)にかかったらしく、

ビワマスのお刺身までありました!
昼食後、おひらき。
今度は、急いで長浜へ・・・むっちゃ忙しいやん。
そういや、長浜はツーディ・マーチ、やってましたね。