おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

木曽どのと隣り合わせ

2009-07-30 22:10:46 | 湖国日記
昨日、書き忘れたんやけど、
滋賀学園、甲子園出場、おめでとう~!
初出場ですよ。東近江市にある私立の学校です。
前身は、八日市女子高校やったところですが、共学になって、
スポーツに力を入れ始めてた学校です。
頑張って欲しいですね~

野球と言えば、甲子園と言えば、なぜか横浜に3連勝の虎!
最下位争いでは喜びもビミョウ・・・

野球のことは、まぁいいや。

さて、昨日は、車で大津市石山の「幻住庵」へ行き、いったん帰宅。
昼食後、午後からはJRで再び、石山から膳所まで行ってきました。

いったん帰宅したのは、家に用事があったからやけど、
電車にしたのは、石山駅の前にあるデッキに、銅像があるのを見たかったからです。

石山駅前は、数年前に改修されて、
駅前広場の向かい側にあった京阪電車の石山駅が、すぐ隣に移転し、
陸橋でスムーズに行けるようになりました。

そのときに、駅前広場にあった銅像が、陸橋になった橋上の広場に移設されたんですね。

その銅像は、これ↓



さて、だれでしょう~!

石山駅から、再び下りに乗って、一駅西の膳所まで。
膳所駅から、琵琶湖岸のパルコや西武百貨店のある「におの浜」まで続く、
「ときめき坂」を下って旧東海道へ。
西武百貨店の建物を見ながら左に曲がると、そこにあるのが「義仲寺」です。



その名の通り、木曾義仲を祀ってあるお寺ですが、
ここが、あの、松尾芭蕉の墓所なんですね。
有名な話やけど、漂流の俳人である芭蕉さんは、伊賀上野(三重県)出身ながら、
近江の国の大津が気に入り、死んだら義仲寺に葬って欲しいと、
お弟子さんたちに頼んではったんですね。



芭蕉塚・・・ここが遺骸を納めたというお墓です。

「行く春を 近江の人と 惜しみける」 

狭い境内の中には、芭蕉さんとその門人たちの俳句を彫った石碑がたくさんあるんやけど、
入ってすぐのところに、この句の大きな石碑がありました。



芭蕉さんはこのお寺をよく来訪し、寺内にある庵に滞在したそうです。
なんで、このお寺が気に入ったんでしょうね。
源平の武将、木曾義仲を敬愛してたという話なんやけど、
荒々しくて都の風に染まらなかった義仲の短い生涯に、
漂流する俳諧師という生き方の厳しさや孤独を重ね合わせたんでしょうか。
義仲の人生に深く共感していたらしいです。
まったく違う人生やのにね・・・

そうそう、そういうことで、「銅像」は、松尾芭蕉翁の像です~

つまり、ただ今、芭蕉さんについて調べてるんです・・・わかりますよね~! (笑)

さて、明日は別件でまた大津まで。
そして、夕方から、またまた、大阪~です! 

うふふ・・・