おかんのネタ帳

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西の比叡山

2015-09-11 22:50:32 | 旅の想い出
今回の台風、このへんはたいしたことなかったけど、
栃木や茨城、福島、宮城と・・・えらいことになっていますね。
昨年は広島で大きな被害があったけど、決壊した川の濁流の中、
救出された方の姿を見てると、何年か前の福知山とか、大江町、
兵庫の佐用町の水害を思い出します。

自然の力はすごい・・・人を癒してくれる力もあるのに・・・
犠牲になられた方々の、ご冥福をお祈りいたします。

お盆明けから雨が多いし、9月に入ってからは気温も低め。
ほんまに、異常気象はいつまで続くんかしら。


さて、忙しいというてるわりに、ダンナと旅行いってるやん~
なんて、思われてるようですが・・・

そやから、忙しいんですよ~(涙)
なんせ、7日は17時前に帰宅したけど、それからすぐに取材に出ましたからね・・・
〆切りと戦ってても、ダンナのお伴は譲れへんのですよ・・・家庭円満のために!

なので、近場に行ったんですよ。
姫路までなら2時間半ぐらいやからね。

時間がなくて下調べもあまりしてなかったのですけど、
姫路と言えば、書写山もあって~
山頂には西国三十三所の札所でもある圓教寺があります。



書写山圓教寺の摩尼殿。
山頂まではロープウェイで登ります。
山上駅から摩尼殿までは、登って降りて、徒歩15分かかるとか。
なので、シャトルバスも出てるんです(往復500円)
小雨が降ってたし、バスに乗って行きました~

圓教寺は「西の比叡山」と言われる、天台宗の別格本山。
僧侶の修行の場でもあったようで、昔は女人禁制やったらしい。



摩尼殿は清水寺のような舞台建築で、横の石段を上がっていくと、
舞台になった足下を見ることができます。



確かに、舞台造りです~



入母屋造、本瓦葺き、懸造の仏堂。
大正時代に焼失して、昭和8年に再建。登録有形文化財。姫路市文化財。

摩尼殿からしばらく登ると、三つの堂があります。
室町時代、15世紀半ばの再建とか。古いですね~



大講堂。これは国の重要文化財。重層入母屋造、本瓦葺き。



食堂(じきどう)。これも国の重要文化財。
正面15間、側面4間、入母屋造、本瓦葺き、腰壁を設け、
内部は円柱が並ぶ広大な部屋になっているなど、他に例をみない構成。
室町時代の仏堂で、総2階建ていうのは他にはないとか~ 見たことナイ。



長い回廊。大きいです~



常行堂。切妻造の吹き放しの建物が続く、特異な形式の建物。
屋根はすべて本瓦葺き。国の重要文化財。

ここから奥へ行くと、奥の院があります。



正面に開山堂。
宝形造で、江戸時代初期の建物で国の重要文化財。

小雨の中、お詣りする人も多くいました。

紅葉のシーズンに行けば良さそうな感じ。
小雨なので、緑がキレイやったけどね。

御朱印は4枚。
摩尼殿、大講堂、食堂、開山堂。

ありがたや~