おかんのネタ帳

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学びのチャンスは身近に

2016-11-20 23:40:49 | 日々のつれづれ
今日も、お天気はイマイチでしたね~



姉の病室から見た三上山。
近江富士とよばれる山やけど、なかなかええ形。
近くの公園の木々も色づいてますね~


さて、昨日は、市民カレッジへ行ってきました。
今年4回目ですね~
講師は、女優で戸板女子短期大学客員教授でもある菊池桃子さん。

テーマは、「学びのチャンスは近くにある! 〜大人が楽しく学ぶ」

菊池桃子さんについて知ってることは、
元アイドルで、某歌手の息子であるプロゴルファーと結婚。
二人の子どもがいて、数年前に離婚したこと。
それと、大学の客員教授で、政府のなんとか・・・
「一億総活躍国民会議」の民間議員に起用されたこと、かな。

しかし、48歳の桃子さん、キレイやし、上品やし、細いし、
ステージに登場してきた時は、あちこちから、

「かわいい~」 

なんていう声がかかってましたよ。

グレイのワンピース。
腰の左右にギャザーがあり飾りベルト。
左胸に、同色の花のコサージ。
ほんとに、女子大生みたいです~~

隣近所の席のおじさまたちも目を細めてはった!(多分!)
お話も、なかなか良かったですよ。
わかりやすい話でしたし。

はんなりとした話し方やしね。
後ろのスクリーンにプレゼン資料を写しながら、
自己紹介から、話されました~

二人お子さんがいることは知ってたけど、
二人目のお子さんを死産されてて、
(この話はちょっと泣きそうになります・・)
その経験を超えて出産した娘さんは、赤ちゃんの時に脳梗塞になり、
左半身麻痺という後遺症があるそうです。

リハビリの甲斐があって歩けるようにはなったようですが、
今でも、特注の靴を履いて学校に通っているとか。

桃子さんが大学院に行こうと決心したのは、
この娘さんを学校に入れる時に、障害のある子が、
義務教育を受けることも不自由な現実を知ったから。

「いったい、日本の国の制度とか、どうなってるんだろう」

そういう社会構造への疑問と、障害のある人や、
障害のある子どもを持った親たちの雇用状況などに興味を持ち、
勉強の必要性を感じて40歳で法政大学の大学院に入ったそうです。

卒業後、母校の客員教授になり、
それだけでなく、また新たな勉強をしているようです。

そういう、40歳から大学院に行ったことなどから、
阿倍内閣の、「一億総活躍国民会議」の民間議員に起用されたんですね。

ちなみに、これは、政府の公報によれば、

「若者も、高齢者も、女性も、男性も、障害のある方も、
 いちど失敗を経験した方も、一人ひとりが家庭や地域や職場で
 自分の力を発揮し、生きがいをもてる社会」であり、
「あらゆる場で誰もが活躍できる、全員参加型の社会」らしい。

政府の仕事としては、社会のいろいろなことをリサーチして、グラフ化したり、
アンケートを取って、それをまとめたり、いろんなことをしてるようです。

例えば男子学生に「昭和の人に言いたいこと」
についてアンケートを取ったら・・・

「男らしく」という言葉はやめて欲しい。
それが「強くなれ」という意味なら、プレッシャーになる。
強い女子はいっぱいいるのだから。

「肉食系」「草食系」の他に、「植物系」があるのを知って欲しい。
「植物系」は、じっとしてるだけ。
 与えられた水を飲んで生きていく・・らしい。

そんなお話を入れながら・・・
覚えてかえってくださいって、おっしゃったのが、
「キャリア」の意味。

これはラテン語で「轍(わだち)」という意味やそうです。
自分の通って来た道を振り返った時にできる「わだち」ですね。
なるほど~

それと、テーマの「学ぶ」ことについては、
自分がそうしてきたように、
自分が知りたいと思うことを、学ことは楽しい。
いくつになっても、学びのチャンスはあるんだということですね。

芸能活動をしながら、教鞭を執り、講演活動をし、
政府のお仕事もこなして・・・家庭もあるし、
忙しくしてはるけど、でも、美しいねんなぁ~

ちょっとは見習わないとね~

忙しくしてるけど、キレイやないから・・・汗


えっ? 素材が違うって???