おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

しゃらく

2018-02-12 23:07:13 | 演劇・舞台
冬季オリンピックは始まるし、
大好きな俳優さんの映画出演が発表されたり、
どうやらこの春に舞台もあるらしい・・・なんてのもあり、
気が散って、仕事にならへんやないの~~

週末に仕上げないと行けなかった原稿・・・今日やっと、ふぅ~
連休やからと思って安心したらあきません。
明日はもう、火曜日なんやから・・焦るわ~

そんな状況にもかかわらず、昨日は観劇。
チケットをね、昨年の秋に取ってたから~~
午前中、原稿を書き書きして行ってきましたよ。



幻の浮世絵師、東州斉写楽、たった10ヶ月の間に、
145点余りの作品を残して忽然と消えた絵師。
新解釈で、描いた音楽劇です。

ウッキに寄れば、現在では阿波徳島藩主蜂須賀家の
お抱え能役者・斎藤十郎兵衛だという説が有力なのだとか。
実際にいたというのが確認できる資料があったかららしいけど、
それでも、中期、後期と、作品が変わっていったようで、
複数説(工房で描いたとか)や、絵師が別名で描いたとか、
謎はのこされているようです。

写楽の代表作といわれるものは役者の大首絵。
どこかひょうきんな、役者の素顔が垣間見える絵だとか。
なので、当時はそれほど売れなかったらしい。
モデルとなった歌舞伎役者からも不評やったみたい。

舞台では、「おせい」ちゃんという女性が描いたという設定。
十郎兵衛は、おせいの絵を自分が描いたと偽って、
版元の蔦屋から売り出すんですけどね。

「本性を描いてる」みたいな表現がありました。
そこに、花魁の浮雲をからませたエピソードから、
おせいは、歌舞伎役者が描けなくなるんですね。



主演は、橋本さとしさん。
そして、しょこたんこと、中川翔子さん。

ふたりの歌も良かったですけど、アンサンブルの方々の歌や、
着物を着てカツラをかぶってのダンスもカッコ良かったです。

ほかも、達者な役者さんばかりなので、
エンタメ感がハンパない舞台でした。

版元の蔦屋重三郎、蔦屋と組んで狂歌ブームを起こした狂歌師の大田南畝、
与七ことのちの、「東海道中膝栗毛」を書いた十返舎一九、
鉄蔵こと、のちの葛飾北斎、そして、当時売れっ子の喜多川歌麿、
有名な人がいっぱい登場する、ファンタジーでした!

再演があれば、またぜひ観たい。

私の大好きな役者さんも出て欲しいけど~

さてさて、余韻に浸ってはいられません。

明日は取材も入ってます。

頑張ろう~!!