蒸し暑いですね~~
そして、今日も、雨が降るそうな~(涙)
先月29日、ひこね市文化プラザで、ひこね演劇鑑賞会の例会、関西芸術座「ブンヤ、走れ!」を上演しました。
文化プラザ。
JR南彦根駅からバスで行くか、車でいくしかない、ちょっと不便な場所にあるんですよね。
湖岸よりではあるけどれど・・・毎回、車で行くようにしています。
グランドホールの入り口。
二階から入ります。
どこの劇場も、大ホールはそんな感じになってますかね~
今回の作品。
阪神淡路大震災の時の、神戸新聞社の記者たちの姿を描きますが、公演の前に、会報係として恒例のインタビューをしました。
当時の神戸新聞社の論説委員だった鈴木役の梅田千絵さん。
新米記者だった原知加役の、菊池彩香さん。
26年後、現在の原知加役の川瀬真理さん。
関西芸術座の若手から中堅の女優さんです。
梅田さんは、震災当時、すでに入団していたそうです。
川瀬さんも当時大阪在住。
菊池さんは、1995年生まれで、お母さんのお腹の中にいたそうです。
印象的なお話としては、梅田さんも川瀬さんもおっしゃってたけど、神戸と大阪の違い、です。
神戸の人と同じ気持ちにはなれないのじゃないか、神戸の人たちに受け入れてもらえるだろうか。
川瀬さんは、この作品をするにあたって、神戸の友人たちに話を聞いたそうなのですが、
初めて知ることがたくさんあったとか。
「なんで、当時、そんな話をしなかったんやろうと思って、友人にそういったら、
『どうぜ、大阪の人にはわかってもらえへんて思ったし』という返事やった」そうです。
いかに自分のこととして演じるか、ですね。
梅田さんは、鈴木さんが女性でありながら論説委員をしていて、あの時編集の全権を任されました。
「この人のバックボーンやどう生きてきたかもいろいろ考えました。母親と同居してる設定で、台詞足してます(笑)」
ご自分が祖母と一緒にいて被災したという経験を踏まえてるそうです。
あ~~、なるほど。
「バックボーンを考えるのは、どの作品でも、どの役が来てもしてますけどね」
・・・そうなんですね!!
菊池さんの言葉も印象的です。
「私は震災を知らない。戦争もそうですが、知らないからこそ、しっかり向き合わないといけないと思いました。演出からは、君たちがこれを追体験して伝えていかないといけないんだ、と何度も言われたので、神戸にも何度も足を運び、防災センター(人と防災未来センター)にも行って、まず、知ることから始めました」
先週末に聞いた、NHKラジオ深夜便での松下洸平くんも、同じようなことを言うてましたね。
→ こちら (24分ごろから話してます!)
戦争を知らない世代の僕らが、役を演じることの難しさを感じたこと。
うわべだけの想像だけでは演じてはいけない、とことんまで向き合うこことが大切だと思った。
当時のそこにいた人たちの気持ちにはなれないにしろ、その努力はして行かないといけないと。
戦争も、原爆も知らない。
大切なことは、体験したことがないことを、ウソのないように演じないといけない。
真摯にしっかりと作品に向かわないといけない。
「ブンヤ、走れ!」
原作となったのは「神戸新聞社の100日」。
演出は、関西劇術座の門田裕さん。
先日、彦根の事前学習会にこられて(私は参加してないのですが~)
「関西の劇団として、いつかは取り組まないとと思っていた」と話されていたそうです。
劇中で何度も出てくる「被災した人々に正確な情報を伝えないと」という思いが、記者たちにあったこと。
女優さんたちもおっしゃってたけど、これは、今のコロナ禍にも通じることやなと。
ほんとに。情報が錯綜しますもんね。
演劇は、歴史を語り継ぐ作業で、私たちは「語り部」ともおっしゃってました。
今回、彦根が千穐楽でした。
終演後の交流会に、菊池さんと、記者を演じた大沢拓也さん(4年前の公演で彦根に来られた!)、社長役の最高齢、亀井賢二さん(80歳やって!)運転手役の前田英利さん(4年前に彦根に来られた!)が参加。
制作の方が、挨拶の中で、おっしゃってました。
2年前から取り組んで、昨年はコロナで上演できず、今年も、6月の地元大阪公演は中止で、演鑑が呼んでくれたから上演できたこと、本当に嬉しかったです。
コロナ後は、稽古場も密になるというので、体育館をお借りして練習したりしてきました。
舞台で、上演できること、本当に幸せです!
ひこね演劇鑑賞会の代表理事が言いました。
「この作品が、関西芸術座の財産演目となりますように」
ちなみに、関西芸術座の座員さんは60人ぐらいいるようですが、けっこう、「おちょやん」とか「歴史探偵」とか在阪の番組に出てはりますよ~~ → こちら
ラジオでも話してましたが、洸平くんの舞台「母と暮せば」が今日、初日ですね。
私の観劇は、10日後です。
今回は、九州演劇鑑賞会r連盟で巡演されるようで、7月末から9月初めまで、舞台が続きます。
すごいね~~ 長崎でも上演されるんですよ。
(その間に、テレビの出演もあるようで、もう予定びっしりですね!)
そして、私は・・・先月観た「父と暮せば」の紹介記事を書きます。
6年前?も書いたけど、今回はキャストが変わってます。
こまつ座の舞台、というか井上ひさしさんの脚本が好きって感じですね。
さぁ、書かねば・・・
そして、今日も、雨が降るそうな~(涙)
先月29日、ひこね市文化プラザで、ひこね演劇鑑賞会の例会、関西芸術座「ブンヤ、走れ!」を上演しました。
文化プラザ。
JR南彦根駅からバスで行くか、車でいくしかない、ちょっと不便な場所にあるんですよね。
湖岸よりではあるけどれど・・・毎回、車で行くようにしています。
グランドホールの入り口。
二階から入ります。
どこの劇場も、大ホールはそんな感じになってますかね~
今回の作品。
阪神淡路大震災の時の、神戸新聞社の記者たちの姿を描きますが、公演の前に、会報係として恒例のインタビューをしました。
当時の神戸新聞社の論説委員だった鈴木役の梅田千絵さん。
新米記者だった原知加役の、菊池彩香さん。
26年後、現在の原知加役の川瀬真理さん。
関西芸術座の若手から中堅の女優さんです。
梅田さんは、震災当時、すでに入団していたそうです。
川瀬さんも当時大阪在住。
菊池さんは、1995年生まれで、お母さんのお腹の中にいたそうです。
印象的なお話としては、梅田さんも川瀬さんもおっしゃってたけど、神戸と大阪の違い、です。
神戸の人と同じ気持ちにはなれないのじゃないか、神戸の人たちに受け入れてもらえるだろうか。
川瀬さんは、この作品をするにあたって、神戸の友人たちに話を聞いたそうなのですが、
初めて知ることがたくさんあったとか。
「なんで、当時、そんな話をしなかったんやろうと思って、友人にそういったら、
『どうぜ、大阪の人にはわかってもらえへんて思ったし』という返事やった」そうです。
いかに自分のこととして演じるか、ですね。
梅田さんは、鈴木さんが女性でありながら論説委員をしていて、あの時編集の全権を任されました。
「この人のバックボーンやどう生きてきたかもいろいろ考えました。母親と同居してる設定で、台詞足してます(笑)」
ご自分が祖母と一緒にいて被災したという経験を踏まえてるそうです。
あ~~、なるほど。
「バックボーンを考えるのは、どの作品でも、どの役が来てもしてますけどね」
・・・そうなんですね!!
菊池さんの言葉も印象的です。
「私は震災を知らない。戦争もそうですが、知らないからこそ、しっかり向き合わないといけないと思いました。演出からは、君たちがこれを追体験して伝えていかないといけないんだ、と何度も言われたので、神戸にも何度も足を運び、防災センター(人と防災未来センター)にも行って、まず、知ることから始めました」
先週末に聞いた、NHKラジオ深夜便での松下洸平くんも、同じようなことを言うてましたね。
→ こちら (24分ごろから話してます!)
戦争を知らない世代の僕らが、役を演じることの難しさを感じたこと。
うわべだけの想像だけでは演じてはいけない、とことんまで向き合うこことが大切だと思った。
当時のそこにいた人たちの気持ちにはなれないにしろ、その努力はして行かないといけないと。
戦争も、原爆も知らない。
大切なことは、体験したことがないことを、ウソのないように演じないといけない。
真摯にしっかりと作品に向かわないといけない。
「ブンヤ、走れ!」
原作となったのは「神戸新聞社の100日」。
演出は、関西劇術座の門田裕さん。
先日、彦根の事前学習会にこられて(私は参加してないのですが~)
「関西の劇団として、いつかは取り組まないとと思っていた」と話されていたそうです。
劇中で何度も出てくる「被災した人々に正確な情報を伝えないと」という思いが、記者たちにあったこと。
女優さんたちもおっしゃってたけど、これは、今のコロナ禍にも通じることやなと。
ほんとに。情報が錯綜しますもんね。
演劇は、歴史を語り継ぐ作業で、私たちは「語り部」ともおっしゃってました。
今回、彦根が千穐楽でした。
終演後の交流会に、菊池さんと、記者を演じた大沢拓也さん(4年前の公演で彦根に来られた!)、社長役の最高齢、亀井賢二さん(80歳やって!)運転手役の前田英利さん(4年前に彦根に来られた!)が参加。
制作の方が、挨拶の中で、おっしゃってました。
2年前から取り組んで、昨年はコロナで上演できず、今年も、6月の地元大阪公演は中止で、演鑑が呼んでくれたから上演できたこと、本当に嬉しかったです。
コロナ後は、稽古場も密になるというので、体育館をお借りして練習したりしてきました。
舞台で、上演できること、本当に幸せです!
ひこね演劇鑑賞会の代表理事が言いました。
「この作品が、関西芸術座の財産演目となりますように」
ちなみに、関西芸術座の座員さんは60人ぐらいいるようですが、けっこう、「おちょやん」とか「歴史探偵」とか在阪の番組に出てはりますよ~~ → こちら
ラジオでも話してましたが、洸平くんの舞台「母と暮せば」が今日、初日ですね。
私の観劇は、10日後です。
今回は、九州演劇鑑賞会r連盟で巡演されるようで、7月末から9月初めまで、舞台が続きます。
すごいね~~ 長崎でも上演されるんですよ。
(その間に、テレビの出演もあるようで、もう予定びっしりですね!)
そして、私は・・・先月観た「父と暮せば」の紹介記事を書きます。
6年前?も書いたけど、今回はキャストが変わってます。
こまつ座の舞台、というか井上ひさしさんの脚本が好きって感じですね。
さぁ、書かねば・・・