トヨタ・いすゞ、ディーゼルエンジン共同開発を打ち切り
2009年7月7日(火)
今日7日のネット情報によると、トヨタはいすゞとのディーゼルエンジンの共同開発を打ち切ったということである。豊田新社長の「選択と集中」に基づく決断だろう。
トヨタは、次世代環境エンジンをガソリンハイブリッドで勝負することにしたということだ。
ダイムラー、VWという欧州の巨人が、次世代環境エンジンの重点を引続きディーゼルに置くことから、戦略の違いが明確になった。
それでは、ハイブリッドとディーゼルとでどちらが有利か?
問:(新型プリウスの)120km/h巡航時の欧州モード燃費はどうですか?
大塚:新型プリウスは19km/Lですね。2代目が17.2km/Lですから、燃費性能も向上しています。
問:新型プリウスはたとえば同じCセグメントのライバルであるVWゴルフのディーゼルに時速何キロから燃費で負けますか?
大塚:今のところ負けていないはずです。
(CARトップ6月号増刊。「大塚」とは、新型プリウス開発責任者チーフエンジニア(CE)の大塚明彦氏のことである。)
大塚CEが、ハイブリッドの方がディーゼルより優れていると言うのだから間違いない、とは言えないが、今後の展開を予想すると、もはや勝負あったである。
ハイブリッドはこれから益々技術革新が進むのに対して、ディーゼルは完成してしまった技術で技術革新の余地があまりない。しかも高価である。
しかし、ガソリンハイブリッドにも、不安材料はある。
私は、2007年12月27日に「ディーゼル粒子」と題してブログに書いたが、
ガソリンエンジンには、ディーゼルエンジンから出るPMより更に微粒子のPMが出ると言われている。
現在のところ、測定限界値以下であるため、科学的に立証できていないが、これが問題にされることになると、その除去費用は莫大なものになる可能性がある。極超微粒子を捕まえなければならないのだから。
そう考えると、できるだけ早く、化石燃料ではなく、太陽エネルギーを利用する電気自動車に移行する必要があるということか。
2009年7月7日(火)
今日7日のネット情報によると、トヨタはいすゞとのディーゼルエンジンの共同開発を打ち切ったということである。豊田新社長の「選択と集中」に基づく決断だろう。
トヨタは、次世代環境エンジンをガソリンハイブリッドで勝負することにしたということだ。
ダイムラー、VWという欧州の巨人が、次世代環境エンジンの重点を引続きディーゼルに置くことから、戦略の違いが明確になった。
それでは、ハイブリッドとディーゼルとでどちらが有利か?
問:(新型プリウスの)120km/h巡航時の欧州モード燃費はどうですか?
大塚:新型プリウスは19km/Lですね。2代目が17.2km/Lですから、燃費性能も向上しています。
問:新型プリウスはたとえば同じCセグメントのライバルであるVWゴルフのディーゼルに時速何キロから燃費で負けますか?
大塚:今のところ負けていないはずです。
(CARトップ6月号増刊。「大塚」とは、新型プリウス開発責任者チーフエンジニア(CE)の大塚明彦氏のことである。)
大塚CEが、ハイブリッドの方がディーゼルより優れていると言うのだから間違いない、とは言えないが、今後の展開を予想すると、もはや勝負あったである。
ハイブリッドはこれから益々技術革新が進むのに対して、ディーゼルは完成してしまった技術で技術革新の余地があまりない。しかも高価である。
しかし、ガソリンハイブリッドにも、不安材料はある。
私は、2007年12月27日に「ディーゼル粒子」と題してブログに書いたが、
ガソリンエンジンには、ディーゼルエンジンから出るPMより更に微粒子のPMが出ると言われている。
現在のところ、測定限界値以下であるため、科学的に立証できていないが、これが問題にされることになると、その除去費用は莫大なものになる可能性がある。極超微粒子を捕まえなければならないのだから。
そう考えると、できるだけ早く、化石燃料ではなく、太陽エネルギーを利用する電気自動車に移行する必要があるということか。