団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

社会保険事務所には怒りを覚える

2009-11-03 08:24:09 | 社会
          社会保険事務所には怒りを覚える

                           2009年9月10日(木)

 社会保険事務所には、改めて怒りを覚える。

 10日ほど前、知人から委任を受け、年金記録を確かめようと、広島市内の社会保険事務所へ赴いた。

 受付書類を書いて出すと、「基礎年金番号の分からない方については、相談をお受けできません。」と受付担当の職員が言う。

 私は、「瞬間湯沸し器」になった。

 「そんなことはないでしょう。基礎年金番号を探すことそのものを含めて、相談に応じる必要があるでしょう。社会保険事務所にとっても、宙に浮いた年金記録が見つかるかもわからず、問題の解決になるではないですか。」(実際は、こんな穏やかな言葉遣いではありません。)「誰がそんなことを言っているのですか?」

 当該受付の職員は、事務室に入り他の職員を連れて出てきた。その職員は、私が持って行った書類をパラパラとめくりながら、「戸籍謄本も付けてありますので、良い(相談応需は)ですよ。」

私 :じゃぁ、なぜ、相談を受けることができないと言ったのか。
相手:原則として、そのような扱いになっている。
私 :「こういう場合は例外として受ける。」と説明しないと不親切ではないか。
相手:・・・。
私 :これからも、基礎年金番号が分からなければ、相談に応じないと言うのか。
相手:・・・。

 これまでに相談に行った人の中には、基礎年金番号が分からずに追い返された可能性があることを考えると、改めて怒りを覚えた。

 前代未聞の杜撰な年金記録の管理といい、窓口での不親切、いや「嘘」の説明といい、社会保険事務所の職員の言うことは、「全てを疑う」というのが鉄則だ。彼らには、国民のために行政を行っているという認識がないため、自分達に都合の良い手法で済まそうとする。

 長妻年金担当大臣(私の予想)には、年金記録問題の解決を図ることと併せて、職員の意識改革も行って欲しいものだ。
 いや、職員の意識改革なしには、年金問題の解決は困難だろう。


 相談を受けてくれた職員は、受付職員とは違って親切だった。提出期限の過ぎている書類を出すと、遡って受け付けたようにしてくれた。こういう職員もいるのだ。


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(2009年11月1日、追記)

 過日、社会保険事務所へ赴いた。年金相談を受任したからである。
 待合室に掲示されてあったのがこのポスター。


「相談者 原則として本人に限ります。但し、本人が来訪できない時は、委任状、委任を受けた者は、身分を証するものを提示ください。」
 とあるが、言葉たらずである。


「相談者 原則として本人に限ります。但し、本人が来訪できない時は、第三者に委任することができます。委任を受けた者は、委任状を提出し身分を証するものを提示ください。」
 ということだろう。


「申出票の提出」と標題にあるのに、「提示して下さい」とある。「提出」と「提示」の違いが分からないのか。
 

 「社会保険庁と通信回線(オンライン)及び、プライバシー保護のため制約があるので、ご協力下さい。」とある。
 私にはさっぱり意味が分からない。というより、日本語になっていない。

 言いたいことは、次のようなことか。

 社会保険庁と通信回線(オンライン)で繋がっており、そのデータで年金相談を行っておりますが、制約(どんな「制約」か私は知る立場にない。)があるので、十分なお答えができない場合があります。
 また、プライバシーの保護のため、全ての情報を提供できない場合があります。
 以上、ご理解、ご協力下さい。

 といったことか?


 過日の問題(「基礎年金番号の分からない方については、相談をお受けできません。」)については、当然のことではあるが、改められていた。






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