団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

暖厨

2009-11-05 18:34:50 | 食べること
                  暖厨

                           2009年11月1日(日)

 店長は、北海道で生まれ、仕事に就いたのが仙台、そして大阪へ転勤、現在は広島だ。
 ということで、各都市の談義が始まった。

 仙台というと「杜の都」のイメージで文化の香り高いハイセンスな都市というイメージを持っているが、この店長はそういうイメージを一蹴。
 治安は悪いし、街は汚いし、広島の方がよっぽどマシというのだ。

 お好み焼の広島と大阪の比較の話が出て、わが意を得たりという思いをした。
 広島風は、キャベツの美味しい焼き方をする。外は適度に焦げて、中は蒸すことになる。大阪風は、メリケン粉に混ぜて焼くので、キャベツの風味がスポイルされる。店長も全く同じ意見だった。
 この店長、日本の北から南進して来ており、次は福岡当たりかな、と言っていたが、福岡へ行くと、福岡の自慢をするようになるのかな?


 ビール3杯、日本酒1グラス、焼酎2杯飲んで、計8,300円也だったが、「ホットペッパー」というタウン情報誌にクーポンがあるのを思い出し、1割引。最後の「いくら炒飯」を頼まなければ、6,300円程度で済み、リーズナブルだ。
 







 マグロとタコの胡麻和え。


 この店の「量」に関する感覚が分からない。これで一人前。多すぎる。
 ベーコンとポテトは熱々で、野菜は冷たいというハーモニーは結構いける。


 牛タンといえば、仙台。
 一週間低温で熟成させるのだそうだ。旨み成分が凝縮され、噛むほどに味わいがある。これはお勧め。


 テーブル席を案内されたが、カウンターを選んだ。




 妻が注文した稲庭うどん。東北出身の店長らしいメニューだ。


 「暖厨」とは、暖かいおもてなしの料理をご提供いたします、と言った意味か。


 さて、料理も酒もタラフク食べて飲んで、最後に「軽いものをお願いします。」と言って頼んだら、出てきたのが冒頭の写真の「いくら炒飯」。いくらなんでも、これが「軽い」とはいわないでしょう。重すぎる。けど、美味しいので完食。毎日ウォーキングをしても体重が減らない訳が分かった。


2009年10月30日、広島市中区袋町「暖厨」。