東北地方太平洋沖地震
2011年3月12日(土)
気象庁によると、11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード8.8の地震が起き、宮城県北部で震度7を観察したということです。これは、観測史上過去最大の地震です。
専門家によると、今回の地震エネルギーは関東大震災の約30倍、阪神大震災の約1000倍!に相当するということです。
この地震の影響で大規模な津波が発生し、東北地方の太平洋側に甚大な被害が生じています。
私がこのブログを書いている今、TVの報道では死者・行方不明1100人となっていますが、詳細が明らかになるにつれ、この数は数倍に増えると思われます。
10日、いつものように、「呑気」に家に帰ると、TVから衝撃の映像が流れていました。
この濁流とも、瓦礫の渦とも何とも形容のしようのない得体のしれない不気味な「物体」が、家、畑、道路、走っている車、周りの物全てを飲み込む様、その恐怖は筆舌に尽くしがたいものでした。
私は、ただただ、呆然と見ているだけでした。
妻は一生懸命、電話で連絡をとっていました。
長男が新潟市、その妻子が船橋市、二男家族が高田の馬場と、地震の影響を受けた地域に住んでいるからです。
こちら側からは繋がりにくいのですが、向こう側からは比較的連絡がとれ易く、それぞれ連絡があり全員無事であることが確認できました。
これから、被災者に対して、全力を挙げて支援をする必要があります。補正予算は数十兆円規模で必要になるのではないでしょうか。それも直ちに行い、被災者へ立ち直る「元気」を与えなければなりません。
政治は、政局一色でしたが、これからはこの支援問題一色になるでしょう。ある意味政治が機能しだすのかなと、予想しています。
この動きの中で、良くも悪くも「救国内閣」的政治になっていくかも知れません。国民の一人としては、「体制翼賛内閣」的になるのは警戒する必要があると考えています。例えば、一気に消費税増税に突っ走るといった・・。
地震の影響がこんなところにも及ぶんですね。
「涙のスズメ」ほどファンドを買っており、毎日値動きを見ているのですが、12日の朝刊には全て「-」の表示です。
「地震のため未入電」とあります。
14日の日経平均は250±50円程度下がるでしょうね。