団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

福島原発 Ⅱ

2011-03-16 17:51:19 | 社会
                        福島原発 Ⅱ

                                             2011年3月16日(水)

 16日の朝日新聞の報道によると、
 15日午前5時半すぎ、首相は東京・内幸町の東京電力本社で、居並ぶ東電側の面々を前に罵声を浴びせた。「撤退などありえない。覚悟を決めてくだだい。撤退した時は東電は100%つぶれます。」
 と激高したとあります。

 避難住民には「冷静になってください。」とさんざん言っているのですが・・。菅総理には誰が言えば良いのでしょうか?



 私は、2010年6月15日のブログ「総理大臣の器」で、次のように書きました。

 総理大臣の器として必要な資質はいろいろあると思いますが、その重要なものとして、「感情のコントロールができる」というのがあるのではないでしょうか。
 さて、わが新米総理の菅氏ですが、眉間に皺を寄せ「ですから、ですから」と相手に迫る短気な表情を見ていると、私は、感情のコントロールができる人物とは思えません。
 

 感情のコントロールができない菅総理大臣に、福島原発の対応を任せるというのは、本当に心配なのですが、一つ光明が見えてきたのは、与野党で「政府各党震災対策合同会議(仮称)」が開催されることになったことです。
 今必要なことは、このような方法で各般の英知を結集することです。

 
 また、原子力安全委員会の役割をフルに活用することが求められます。
 この間、事故に関して、原子力安全・保安院がいろいろと報告していましたが、経済産業省の一機関であり、どうしても企業寄りの姿勢になります。(東電の副社長は、経済産業省からの天下りです。)
 ここは、独立した中立的な立場で、かつ関係行政機関への勧告ができる原子力安全委員会において、あらゆる専門家集団の英知を結集して、事態の把握、危険の除去、安全対策を図る必要があると思います。

コメント
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