佐村河内守事件はどこまで進展するのか?
2014年2月6日(木)
「メディアが報道して コロンビアレコードも謝罪を始めましたが。。。まさか、本人作品ではなく、別人だったとは。。。」
「小生の比ではなく、○○さん(注 私のことです。)の無念さをお察しいたします。こんなことがあっていいのだろうかと、本当に無念です。」
昨日5日に私に来たメイルです。これだけでは、何のことか分かりませんが、「クラシック音楽の同好の士」同士だと分かるのです。
一昨日5日に発覚した、佐村河内守のゴーストライターの事件のことです。今日6日の新聞・TVを見て、反響の大きさに驚きました。音楽業界の話題にとどまらず、社会問題になっています。
私は5日の昼のニュースで知りました。彼が広島出身の「作曲家」ということで、広島地方のニュースはトップで報道されています。「残念です」というのが大方の市民の反応ですが、私はちょっとばかし複雑でして、「彼の音楽」が本当に価値があるかどうかです。多分に全聾の「作曲家」ということでの評価があるのではないかと思うのですが、私自身は「HIROSHIMA」は純粋に感動しました。明日は真の作曲家の新垣隆氏の記者会見があるということで、複雑^2になりますね。
この事件が発覚した日の5日、私は家電量販店へパソコンを物色しに行きました。その地下にCD売場があるのですが、何時もと雰囲気が違っていました。
何時もは佐村河内のコーナーが一番目立つところにあったのですが、それが無くなっているのです。スタッフに佐村河内のCDは何処へ行ったの?と尋ねると奥の方に案内されて、そこにはピアノソナタのCDとヴァイオリンのためのソナチネの入っているCDの2種類しかありませんでした。スタッフによると、今回のことがあり、他のCDは売り切れたのだとか・・。
と、ここで私が余計なことを言いました。店側として佐村河内の作曲でないことを認識してCDを売ると詐欺罪に問われる可能性がありますよ、と言ったのです。と言いながら、私はピアノソナタのCDを購入しましたけど・・。この曲の演奏会はソン・ヨルムの演奏で全国ツアーが既に始まっていて、私も行こうと思っていたからです。今回のことで、実演を聴くことも、CDを聴くことも、放送を聴くこともできなくなりますからね。
CDの清算をしている時に、スタッフが佐村河内のCDを全部引き上げているのが見えました。私が言ったことを気にしたんでしょうね。(^_^;)
店が、まぁ詐欺罪に問われるまでのことはないでしょうが、商道徳として問題ではありますからね。私のように知って買うのは買う者の責任ですけど・・。(自分に都合の良い言訳)
さて、この「事件」は、どこまで進展するのやら・・。私の妻は、「彼は耳が聞こえているのではないの」と以前から言っていました。私の妻のニックネイムは「ミミ子」です。「耳」については詳しいのです。
この正面に佐村河内のコーナーがありました。
この棚に佐村河内のCDが置いてあったのですが、直ぐに引き上げました。
広島県の安芸大田町で、キュッヒルによるヴァイオリンのためのソナチネの演奏会が予定されていたのですが、当然中止ですね。
ソン・ヨルムの演奏で、ピアノソナタの全国ツアーが行われていて、全国50公演が予定されていました。
聴いてみたかったのですけど・・。
最後に、佐村河内「事件」の反響が大きいのに驚きました。私のブログでのです。
昨日、1390PV、547IP、1137位/1,985,220を記録しました。