ベタ記事
2014年2月16日(日)
「ベタ記事にこそ真実が隠されている」、とは誰かからの受け売りです。(くどいですが、私のオリジナルではありません。)
今日16日の朝日新聞に「佐村河内氏の代理人辞任」と題して10行の記事が載っていました。趣旨は、「都合により、代理人を辞任した」、「具体的な経緯、理由については、守秘義務の問題があり、お答えできません」ということです。
この記事の中に何が隠されているか?そのカギは、数日前に佐村河内氏が出した「謝罪文」にあるように思います。その中には「天地神明に誓って(謝罪文で書いていることは)事実です。」という趣旨のことが書いてあるのです。私は、佐村河内氏は今でも天才的なペテン師だと思っていますが、真実を語ったらペテン師ではなくなるではないですか・・。まだまだ、ペテン師として役割は終えていないのではないでしょうか。(例えば、お涙頂戴的)
佐村河内氏と代理人(弁護士)との間でどのような会話があったか知る立場にありませんので推測になりますが、「嘘」に関わる部分が最も重要な問題として交わされていたはずです。一般に弁護人は、被弁護人から嘘の説明を受けたのでは弁護ができないと考えられますので、佐村河内氏の嘘を見抜いたのではないかと推測しています。少なくとも、真実かどうか疑わしいという感触があったのではないかと思うのです。私は、「全聾になった」という氏の説明は、難聴はあったかも知れませんが「全聾」というのは嘘ではないかと思っています。
弁護人にも見放された佐村河内氏に残された手段ですが、唯一助かる手段があります。それは、「これまで言ったことは全部取り消す」と言うのです。(パソコンで言うところのリセットですね。)
これで、辛うじて難を逃れた実例が、最近あるではないですか・・。
籾井勝人・NHK会長は、就任記者会見での発言を、「では、いま全部取り消します。」とリセットしてしまったのです。本来なら、公職にある人が一旦言ったことを取り消すということは、その責任の重さからしてできないことですが、何と安倍総理大臣もこのリセット発言を肯定しているのですから、佐村河内氏がリセット発言をしても許されるはずです。それでも世間から非難を受けるようであれば、次の手段として安倍総理大臣に泣きつけばよいと思います。安倍氏には、籾井氏を不問に付した負い目がありますので、助けてくれるのではないでしょうか。
あ~ぁ受験 僕にも欲しい ゴーストライター (windy)