盲信による猛進、驕心且つ狂信
2014年7月3日（木）
我がヤベー首相は、集団的自衛権行使容認に関する閣議決定の後の記者会見で、「現行の憲法解釈の基本的考え方は、今回の閣議決定においてもなんら変わることはない」、「自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してない」、「日本が戦争に巻き込まれることはない」といった趣旨の発言をしました。
これはもう、盲信により猛進していると言わざるを得ません。
これまでは、自衛の措置は認めるけれども集団的自衛権の行使は許さない、というのが政府見解でした。
しかし、政府は解釈改憲によって湾岸戦争時にペルシャ湾でアメリカやイギリスが実施した戦時中の機雷掃海もできると主張しています。「機雷掃海」は戦闘行為と言われているので、つまりは自衛隊が海外で戦闘行為を行うことができるように変更することなのです。
ウソと詭弁による記者会見は、驕心且つ狂信からくるものでしょう。
ヤベー首相は「平和国家としての歩みはこれからも決して変わらない」とも述べましたが、「平和」を「戦争」と置き換えれば、彼が解釈改憲によりこれからやりたいことの真実が見えてくるようです。
今回のヤベー首相の解釈改憲を、「憲法破壊のクーデター」と言う人がいますが、私はヤベー首相は自爆テロリストではないかと思っています。その心は、違憲訴訟が提起されたら、解釈改憲に基づく法律が無効と宣言されるだろうからです。つまりは、ヤベー首相は解釈改憲に猪突猛進していきましたが、最後は憲法９条という壁にぶち当たり砕け散るということです。
ところで、日本の総理大臣は誰でしたっけ？それは、安倍晋三氏でしょ。(^-^)
