広島交響楽団第341回定期演奏会
2014年7月16日(水)
この日の演奏曲目は何れも、初めて聴くものばかりでした。
モーツアルトのアダージョとフーガハ短調K546ですが、モーツアルトにしては重苦しい感じの曲でした。
マーラーの第4番は、マーラーにしては、大人しい曲です。第3楽章は美しいメロディです。4楽章はソプラノのソロが入ります。ソプラノの小林沙羅は、高域で少し苦しいかなという部分がありましたが、容姿同様美しい声で魅了しました。。
この4月からコンサートマスターが変わり田野倉さんから佐久間聡一さんへとバトンタッチされました。マーラーでは2台のヴァイオリンを交互に持ち替えて演奏する場面があり、今日は大活躍でした。田野倉さんですが、ネットで調べると大フィルのコンマスになっていました。去年の8月4日に大フィルの演奏を聴いたのですが、その時田野倉さんがコンマスだったので、スカウトされたのかも・・。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/22bcd4a7ad228feac520fcff72cf8faa
オーケストラは、今日は破綻がなかったように思います。徐々に実力を付けているのでしょう。地元のファンとしては、頼もしく感じます。
ただ、全体として、これは私自身の問題かも知れませんが、何故か盛り上がりませんでした。
・2014年7月11日、広島文化学園HBGホール
・モーツアルト アダージョとフーガハ短調K546
・モーツアルト モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K165
・マーラー 交響曲第4番ト長調
・ソプラノ:小林沙羅
・指揮:秋山和慶
・広島交響楽団
遠くに見えるのは、本安川にかかる平和大橋です。ホールまで徒歩10分程度です。
今となっては狭いのです。増幅する計画があります。
牡蠣船といって、レストランなのです。
コース料理が6200円ですから、少々高めです。
広島市立高女の原爆慰霊碑があります。
建物疎開中の1・2年生541人、教職員7人の全員!が亡くなったのです。他の動員先を含めると676人が被爆死しました。市内の学校では、最も多くの犠牲者を出したということです。1・2年生というと12・13歳です。こういった犠牲の上に二度と戦争はしないために憲法9条があるのです。
MAZDAのロゴを見るのは、初めてでした。業績好調でお金を出すことができるようになったのかしら・・。9月にデミオをモデルチェンジします。1.5ℓのディーゼルエンジンを載せるのが目玉ですが、コンパクトカーでディーゼルが売れるかどうか注目です。
この日、演奏終了後、同好の士と美人ママのやっている店へ行きました。
この大根の🍢は、味付けといい食感といい絶妙でした。
これ、見ただけでは何か分かりません。チーズをフライパンで焼いたものだそうです。味と食感ですが、何やら干物を焼いたような感じでした。簡単に作れるそうで、今度試してみます。
ノドグロの煮つけです。味付けが薄味で、年寄向きです。
演奏の後、同好の士と、このように飲みながら食事をすることができるなんて、幸せです。戦時中だと、「非国民」ですね。