団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

リヨン管弦楽団演奏会

2014-07-22 18:25:08 | 音楽

リヨン管弦楽団演奏会

2014年7月22日(火)

 五嶋龍が来るというので、少々無理して聴きに行くことにしました。「無理」というのは、岩国市であるため、家からだと2時間程度時間がかかるのです。

・2014年7月13日

・シンフォニア岩国

・バーンスタイン  「キャンディード」序曲

・ラロ  スペイン協奏曲

・ベルリオーズ  幻想交響曲

・ヴァイオリン:五嶋龍

・レナード・スラットキン:フランス国立リヨン管弦楽団

 

 バーンスタインは作曲家としての評価に不満を感じていたという話を聞いたことがあります。この「キャンディード」序曲ですが、バーンスタインらしいポップな要素のある曲です。私にはあまり印象に残る曲ではありませんでした。

 スペイン協奏曲は、再生音楽では何度も聴いていますが、実演奏で聴くのは初めてです。それだけに、集中して聴きました。第3楽章が特に良かったです。それまでの1・2楽章と違って、表現が豊かになっていました。五嶋は、哀切感あるメロディを官能的に弾きこなしていました。

 幻想交響曲は、私にはアッという間の50分でした。当時の人々はこの曲を聴いてビックリしたのではないでしょうか。音量・楽器の奏法の双方に・・。

 オーケストラですが、管楽器が「バンッ」という感じで、弾けたような音を出します。低弦が良く響きました。席が後ろの方でしたので、大音量による音浴とまではいかなかたのが、少し物足りませんでした。

 

 我が家から広島駅まで、約50分かかります。

 岩国駅まで、電車で約1時間かかります。

 シンフォニア岩国まで徒歩で約15分かかります。

 このホールへは二度目です。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/93762654e009304b642b2155af86d2f4

 間口の狭いホールです。

 五嶋龍のサイン会がありました。勿論、CDを買った人が対象ですから、私は除外です。

 アンコールがありました。F.スラットキンの「Carmen'Huedown」。スラットキンという人はポップな曲の演奏に定評があると記憶していますが、このカルメンも様々な楽器を駆使して楽しく聴かせるものでした。

 

 私が座った席です。

 

 この長蛇の列は、サイン会に並んだ人たちです。

 五嶋龍は、天は多物を与えるという見本のような人ではないでしょうか。ヴァイオリニストとして世界で一流ですし、ハーバード大学の物理を出ているんです。演奏する恰好も魅力的でした。

 同好の士から後日メイルが来まして、この演奏会当日は彼の26歳の誕生日だったと言うことです。26歳!今後どのように人物として大成するか楽しみです。因みに、五嶋みどりとは父親が違うというのも、その同好の士から聞きました。

 

 この音楽の同好の士は、この3月に定年退職された方なんですが、最近ヨーロッパへ行きゴホッホの美術館巡りをしたのです。そのお土産をいただきました。

 上の左はフェルメールの絵ハガキです。右はゴッホの夜のカフェのテラスです。下の絵は、スーラです。点描画と言うのでしょうか。

 フェルメールは作品の数が少ないです。

 これもフェルメールですが、風景画も描いているのですね。

 

 これ、同好の士が美術館で写真に撮ったものです。写真撮影は禁止されていないということです。フラッシュはいけませんが。これは、ゴッホの絵です。

 この方には、旅で体調を崩して、「ゴホッ、ゴホッ」と風邪をひかないようお気を付けください、とメイルしました。何せゴッホ展を見にいくのですから。

 

 演奏終了後、同好の士と反省会(要するに飲み会)をしたのですが、思いがけない話を聞く事がありました。それは、また明日のブログで。

 

 

 

 

 

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