加計巡る内閣府メール
2018年4月21日(土)
愛媛県の職員や加計学園の幹部らが、2015年4月2日、柳瀬首相秘書官(当時)と面会をする予定を記したメールが文科省から出てきました。
21日の朝日新聞です。
柳瀬氏は、「記憶にある限り、お会いしていない」ということを言っています。その「記憶」なるものが、いろな所から出て来る文書で、切り崩されているということです。
自民党は、柳瀬氏の証人喚問を拒否しています。何か不都合があって拒否している訳で、その理由は明確です。安倍首相のウソが白日の下に晒されることになるからです。何が「ウソ」かって? あまりに多すぎでいちいち記憶できていませんが、私が一番記憶に鋭いのは、「加計学園の獣医学部の計画を知ったのは2017年1月20日だ」と言ったことです。証拠あるの?って、安倍氏を擁護する方は、反発するでしょう。ごもっともです。その証拠が証人喚問で暴かれることになる訳です。
でもだって、柳瀬氏は「記憶にある限り・・」の証言を繰り返すだけじゃん!と安倍氏を擁護しない方まで含めて思うでしょう。ごもっともであります。・・で、次のステップが必要なんですね。愛媛県、今治市、加計学園の証人喚問or参考人招致をすれば分かることになるのです。
でも、実現するかどうか分からないので、安倍首相をウソ付きよばわりをするのは如何なものか?と疑問に思う方は多いでしょう。全くもって、ごもっともであります。私ゃ、関係者の国会招致が行われるまでの間は、私はウソを言う人間だとレッテルを貼られても結構であります。ただ、そのレッテルが剥がれた時は、安倍氏を擁護する方は、私にひれ伏していただきたい。「私に」というのは傲慢でした。「真実」にひれ伏さなければならないでしょう。
加計学園の幹部等は、柳瀬氏に会う前に、藤原氏と面談しています。その内容は、愛媛県の文書と、該メールで符号しています。愛媛県の文書の信憑性が高いということが判明いたしました。
・・で、そのメールで注目すべき点があります。
「先方」の欄に、加計学園を一番上に書いてあるのです。そして次が愛媛県で今治市へと続きます。これって、加計学園が柳瀬氏に面会するのに、愛媛と今治の職員が随行したってことになりますワな。いやー、ここまで、ポロポロとボロを出すとは、私ゃ、期待以上でありました。
このブログで何度も書きましたが、安倍氏は、この危機を誰よりも分かっていますので、(だって、自分のことじゃん!)どうしたら打開できるか、それこそ夜も眠らずに考えているハズです。安倍氏が次にやることは、謀略ですな。具体的には、私には分かりません。
20日の朝日新聞に載った週刊文春の広告です。
本当かウソか分からないことがいろいろと出ています。ただ、項目を見て感じるのは、もう国家公務員の世界でも安倍氏にウンザリというか、見切りを付けているのではないかということです。
権力者の凋落は一瞬にして起こるというのは、歴史の教訓であります。晋三よ、お主の運命、アベーぞ!
(注 「ヤベー」が「アベー」と訛りました。)