日朝会談6月初めにも
2018年4月4日(水)
3月29日の朝日新聞です。
北朝鮮関係筋によると、金正恩政権が最近、朝鮮労働党幹部らに、6月初めにも日朝会談の開催がありうるとの説明を始めた、とあります。
日本と北朝鮮とは、このところ全くの没交渉でした。安倍首相は今は対話の時ではないとずーっと言っていましたのでね。そのような状況ですので、日朝会談って「怪談?」と思いました。ただ、外交ですので水面下の交渉が全くないとは思えませんので、その方向も模索していたのかも知れません。
北朝鮮の変化は、安倍氏の言う圧力が功を奏したのか、それとも北朝鮮の融和政策によるものなのか・・。まぁ、複合的要因ということではないかと思います。私は日頃安倍氏を100%批判していますが、安倍氏の強行路線が100%悪いとは思っていなかったのであります。
これまで核開発で裏切られたことがありますので、北朝鮮の言うことを100%信じる訳にはいきませんが、それはともかくとして、ともかく話会わなければ何も進展しません。忍耐の要る長期交渉になると思いますが、成功裏に進展してもらいたいものです。拉致問題もこれ以上時間がかかると実質的に解決にならないことになりますので。
政府高官同士の話し合いも必要ですが、私は両国の人民同士の交流が有効関係に功を奏するのではないかと考えています。文化・スポーツでの交流を大いに進めるべきです。アントニオ・猪木氏のプロレスも良いですし、文化と言えば、私はNHK交響楽団の平壌公演を期待したいです。日頃悪口を言っている日本のオケの実力にぶったまげると思います。そして、お土産は、こりゃ日本酒ですな。熟成した日本文化の象徴で、酔ったまげると思いますです。人民同士は直ぐに仲良くなりますですよ。