団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

柳瀬元首相秘書官のコメント

2018-04-16 17:13:12 | 行政

柳瀬元首相秘書官のコメント

2018年4月16日(月)

 10日の朝日新聞の報道(愛媛県の職員が、首相官邸で、柳瀬首相秘書官と面談したメモが出てきた。)に関して、柳瀬氏は、手際よく、「コメント」を発表しました。当然こうなることを想定して、準備していたものと思われます。

 11日の朝日新聞です。

 

 面談については、「記憶の限り会っていない」という従来からの主張を繰り返す一方、「首相案件」という言葉がよほど気にかかったと見えて、「首相案件といった具体的な話をすることは有り得ません」と強く否定しています。(このことについては、明確な記憶があるんだ!)その理由として、獣医学部の新設に係るスケジュールを説明し、自身が職を離れた後に選定手続きが始まったと述べています。もっともらしい理屈であります。私はそのスケジュール感覚は分かりませんせんが、不思議なのは、柳瀬氏の説明がもっともであるなら、なぜ、愛媛県や今治市の職員と面談したことを認めないのか?ということです。

 

 首相秘書官というのは、省庁の中でもエリート中のエリートが任命されるものです。いろんな要素があると思いますが、その一つに「記憶力」があることは当然であります。笑い話になるので言いませんが、認知症の方は首相秘書官にはなれないでしょう。

 余談ですが、昨日15:00から演奏会があったのですが、日にちは覚えていましたが、開始時刻を忘れてしまっていました。というか夕方と思っていたのが昼だったんです。こんな記憶力の人間は首相秘書官どころか、公務員にもなれますまい。

 長々と書きましたが、柳瀬氏が忘れる訳ありません。これは首相秘書官を経験した方も言っていることです。(江田議員)

 

 さて、報道によると、来週、柳瀬氏の国会招致が行われる見込みということです。その前に、今週、柳瀬氏は安倍首相のトランプ大統領との会談に同行するそうな。こりゃ、打合せを十二分にする時間がありますですな。万全の体制でもって、かつ自信をもって国会に登場できるのであります。

 柳瀬氏を知る経産省の先輩は、彼は正直な人間であると言います。私は、柳瀬氏は確かに正直だと思いますですよ。ただし、それは自分に対してであります。どんな自分かって?そりゃ、保身を図る醜い自分ってことです。

 

 それはそうと、国会での尋問(証人喚問であれば)は、ディテイルを聞いてもらいたいものです。いくらでもあります。面談した相手を記録した手帳はあるのか? 同保管しているのか? 面談した人の名刺は保管しているのか? 加計学園の事務局長を知っているのか? 加計学園の獣医学部の新設の意向を知ったのは何時か? くれぐれも、「記憶してないハズないだろう!」なんて無意味な質問はしないよう願いたいです。

 

 ウソって、大きな部分は充分練っていますので、ウソがバレることはあまりありませんが、ディテイルまでは緻密にウソを構築するのは困難というか想定していない場合がありますので、ポロポロとボロがいくらでも出ますですよ。私もウソを言った経験がありますので、よく分かります。

 

 

 

 

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