南北首脳会談
2018年4月29日(日)
韓国の文大統領と北朝鮮の金委員長の会談が行われました。
28日の朝日新聞です。
日本は、「蚊帳の外」と言われています。安倍首相は、(蚊帳の外ということは)「当たらない」と言っていますが、圧力一辺倒で対話を拒否していた日本の存在感が薄くなることは明らかだと思います。同じように最大限の圧力をかけると言っていたアメリカは、水面下では交渉していたんですね。「梯子を外されたと」いうのはこのようなことでしょう。
拉致問題を議題として取り上げるよう、文大統領にもトランプ大統領にもお願いしたといいます。日本が、主体的に解決をする、あるいは解決に向かって取り組む力量がないとみられても、差し支えないと思います。日本外交って大丈夫かな?
「歴史的会談」と言われています。本当にそうなるか、あるいは「怪談」話になるかは、今後の進展次第ということになりますが、何年もかかる問題ですし、現時点で相当な確度をもって見通すことができる人間なんて、いないでしょう。
しかし、私は歴史の必然として、統一の方向へ、向かっていくと思うのであります。南北がなぜ分断されたのか、歴史的史実を私は知りませんが、日本が朝鮮を統治していたことが無関係とは言えないでしょう。
南北統一後、日本は歴史認識を厳しく問われることになると思います。統一によりパワーを増した相手となる訳ですから、手ごわいですぞ。