広島県へ公文書公開請求
2020年3月8日(日)
2月13日、広島県庁へ行って参りました。
1月20日に公文書公開を請求していたのですが、開示決定があり、取りに伺ったものです。
電車で行きました。
一番高い建物は、建築中のマンションです。中四国で一番高いビルになります。私ゃ、どうしてもバベルの塔を連想しちゃいます。(僻みが多少あります。)
広島県庁も古い建物です。財政状況が厳しいので、なかなか建替えを言いずらいと思います。
行政機関の合理化って、なかなか進みません。
私は、政令指定都市に都道府県と同様の権限を与え重複行政をなくすことは、可能ではないかと思うですが・・。
あいサポートアート展入賞とあります。「すいこまれる」という題が付いています。見ようによれば、ブラックホールのように見えなくもありません。(笑)
デカデカと「禁煙」とありますが、もう不要でしょう。喫煙できる場所に「喫煙可」と小さく表示すればよいでしょう。
公文書公開の担当部署です。
閲覧コーナーがあります。ここで閲覧できる文書は公文書公開の対象となっていません。自分で探してコピーをしてもらえます。しかし、実際は、職員が探してくれます。職員はとても親切でありました。
1月20日に請求した文書の一部について、3月19日まで決定期間を延長するとあります。60日も一体何やってんの?と思います。いくらなんでも、チト長すぎますですなぁ。せいぜい30日でしょう、と思います。
この「延長決定」について異議申し立てできないのも不服であります。理由が「請求内容が多岐にわたり、文書の特定及び意志決定に期間を要す」とありますが、「多岐」の程度、「文書の特定」、「意志決定」について、量的に説明していないのが問題であります。
次は、障害者支援課へ行きました。
広島県は、市町が重度心身障害者に医療費の補助をしている場合、市町が負担した二分の一を補助しています。(広島市は、40%)この制度はとても良い制度なのですが、身体・知的障がい者のみの対象で、精神障がい者を対象としていないんです。これ、明らかに差別であります。
障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律があります。この法律で言うところの「差別」ではないのか?と質問したのですが、担当者は、「障害者政策委員会で議論されています」と言い、「差別」の定義がないというのであります。→これ、常識的に有り得ないと思います。法律に規定している文言について「定義」がないということであれば、法律の執行ができないでしょう。
ことほど左様に、法律の解釈等を尋ねても、納得ある説明がありません。
こりゃ、私自身がよく勉強して、分かり易い質問をし、yesかnoで答えてもらうようにしなければと思いました。
このように職員の説明は大いに不満ではありましたが、親切に対応していただき、感謝でありました。