トヨタ・NTT資本提携
2020年3月27日(金)
へーぇ!と思いました。予想もしていなかったからです。ただ、少し経つと、それほで差し迫っているのかと、得心いたしました。
余談でありますが、コロナもいよいよ差し迫ってきましたです。1週間程度後、非常事態宣言が発せられるようになると思います。「任意の要請」より、「法に基づく要請」の方が良いです。補償が併せて行われるようになるからです。
トヨタとNTTが資本提携するというのです。
25日の朝日新聞です。
「へーぇ!」というのは、トヨタはNTTのライバル企業KDDIの大株主ですので、ライバル企業と資本提携するのかよ?ということでした。
お互いに2000億円出資するということです。両社にとって、まぁ、大した額ではありません。私の夏目漱石よか負担感はありますまい。(笑)
「スマートシティ事業」で連携するとあります。
「GAFAへ対抗」とあります。こりゃ、日の丸連合でありますな。それだけ、日本企業は、瀬戸際に追い込まれているということでありましょう。
余談でありますが、コロナの方は、当初「瀬戸際」と言っておりましたが、もうその線は超えたようであります。間違いなくパンデミックに至ると思われます。
豊田社長は、「今後は2社だけで開発を進めるのではなく、業種を超えた多くの企業を『オープンマインド』で迎え、『日本連合』で取組む姿勢を強調した。」とあります。
「多くの企業」とは?10社程度すぐ挙げることができれば、アナリストになれるでありましょうが、私は家電パナソニックと宅配ヤマト程度しか思い付きません。あっ!スーパー、コンビニなどの流通からも参加があるでしょうね。後2業種挙げることができると半アナリストになれるのでありますが・・。(笑)
問題は、このスマートシティでありますが、貧乏人は入ることができませんので、格差社会の象徴になるやも知れません。
いずれにしても、貧乏人の生き難い世の中になりそうであります。
SDGsの一番目に上げられているのが、「貧困をなくそう」でありますが、これ、誤りであります。「格差をなくそう」でなければなりません。
「貧困」の水準って、時代と共に変わるものです。世界中という訳ではありませんが、日本では少なくとも、絶対的貧困という状況ではありません。相対的貧困なのです。相対的貧困を克服するためには、格差を是正しなければなりません。
この「持続可能な開発目標」は国連で採択されたということですので、世界の賢者の知恵の結集かと思いきや、ガックリいたしますです。おそらく政治的妥協の産物と思われます。