冷酷非情
2020年8月12日(水)
沖縄のコロナ感染状況が緊急事態です。「沖縄へ支援」の必要性を発言する人はいるのですが、実行する人がいない! 私は、全国知事会は一体何をしているのかと思います。都道府県は相互に支援し合う関係でなければならないしょ! 感染が落ち着いている道府県は医療スタッフの派遣等の支援をすべきであります。
TVでの報道を見ていますと、①東京・大阪といった大都市圏のホスト・ホステスが沖縄へ働きに来て感染を増やしているといいます。また②米軍関係者が検疫をせずに自由に出入りし感染をやはり増やしています。
沖縄独自での努力では、限界なのであります。
4日の朝日新聞です。
菅官房長官が、「(宿泊施設の)沖縄の取り組みが不十分との認識を示した。」とあります。沖縄県は反論していますが、仮に「不十分」であったとしても、このような発言は、「死者にむち打つ」ようなもので、正に冷酷非情であります。
沖縄の感染の実態は、先ほども書いたような、外部要因が大きいのです。米軍関係に関しては、沖縄の問題というより、政府が責任を持って対処しなけらばならない問題です。なぜ、米軍は検疫をしなくても良いのか? 地位協定があるからできない、と言うのでしょうが、PCR検査で陰性になるまでの間基地外に外出禁止の要請はできるハズであります。
私は、先ほど菅氏に対して、「冷酷非情」と言いましたが、むしろ、感染症対策として政府の中枢で対策に当たる資格も六角もないと断言して差し支えないと思います。トットとお辞めなはれ。