水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

帰れない二人

2009年05月05日 | 日々のあれこれ
 RCファンでなくても気になる存在であり、とんがったおにいちゃんであり、あの人ぜったい死ぬまで落ち着かないよね、となにかと話題にする偉大な先輩だった。
 もし忌野清志郎が90歳まで生きて、やすらかに亡くなったなら、世間の反応はどうだったろう。
 ともに青春時代を過ごした人たちも多くは鬼籍に入り、われわれ下の世代も、「まだ生きていらっしゃったのか」という反応だったかもしれない。
 才能のある方の夭逝は、人々に大きな悲しみを残すけれど、それだけ多くの人々の心に残り続けるという意味では、けっして不幸100%ではないのではないか。
 もちろん、われわれ凡人は、早死にしたところで誰もかまってくれないから、できるだけ長く生き恥をさらし続けたいとも思う。
 忌野清志郎といえば「帰れない二人」である。
 井上陽水のアルバム「氷の世界」A面3曲目に入っていたこの曲を、どれほどくちずさんできたことか。

  帰れない二人  井上陽水・忌野清志郎

 思ったよりも 夜露は冷たく  二人の声もふるえていました
 「僕は君を」と言いかけた時  街の灯が消えました
 もう星は帰ろうとしてる  帰れない二人を残して

 街は静かに 眠り続けて    口ぐせの様な夢を見ている
 結んだ手と手のぬくもりだけが とてもたしかに見えたのに
 もう夢は急がされている  帰れない二人を残して

 もう星は帰ろうとしてる  帰れない二人を残して

 文化祭までにちょー練習することにした。

コメント
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