水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

告る

2009年05月17日 | 日々のあれこれ
 「3年になると、きついです」「こんな大変になるとは思いませんでした」と3年サックスが言う。
 「大変だからいいんじゃないか、ラクだったらおもしろくないだろ」とおれ。
 「あ~あ、もう少し勉強しておけばよかった」「いま1年とかにもどれたらなあ」「そしたら、授業の予習だけでもしておくのになあ」
 もし高1にもどれたらもう少し勉強するのに、と考えるのは実に健全だ。
 自分も高校生にもどれたらなあとその時考え、そしたら高1のときはあの娘(こ)にコクり、高2ではあの娘、高3では … と瞬時に思いめぐらしてしまった自分を恥じた。
 ていうか、こくるなんて昔は言わなかったけど。

 ~ 卒業を前にした学級解散パーティー。自分から告白したものは、フォークダンスのパートナーを代わらなくともよいという向山先生の指示。すぐに告白する子どもたち。九回も連続して踊ったという安西君の話。~ 『向山洋一ってどんな先生?』(明治図書)

 このくだり、泣きそうだ。
 たくま君、読んでるか。教職めざす人には、この本ぜひ読んでほしい。
コメント (1)
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