水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

見上げた青い空

2009年05月30日 | 日々のあれこれ
 1・2年生合同で、人権教育映画「見上げた青い空」を鑑賞する。
 私立とはいえ、こういうのを見せて人権教育にとりくみなさいというお達しにはしたがわないといけないから、しょうがないと思うけど、もう少しちゃんとした作品がいいなあ。
 制作者に悪気があったりとか、手を抜いていたりすることはおそらくない。
 ただ、人権なんたらセンターなる財団法人から依頼され、電通系の製作会社がつくっているという点で、その質は予想される範囲内である。
 もちろん過去見たもののなかには、よくできたのもあったが、今年のは、内容にも、映像のつくりにも、演出にも、つめのあまい部分を散見した。
 商業ベースにのせるべく作られるものなら、けっして許されないつめのあまさだろう。
 生徒しょくんはみんなおりこうなので、ちゃんと観てはくれるが、ところどころちゃかしたりする。
 前に1年生で交通安全のビデオをみたときは、ふざけかけた子をどなりちらし、巻き戻しして見せた。
 今回は、つまんないものをつまんないと反応させないのは人権侵害ではないかとの思いもわいて注意しなかった。
 とはいえ、生徒に見せたのはおれら教員なのだから、責任とってきちっと現場での仕事をせねばと思う。
 映画をみたあと、体育館に集合して綱引きの準決勝、決勝、そして表彰式。
 1年4組が総合で3位に入るという大健闘をみせた。
 楽しみな生徒たちだ。

  

 
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする