水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

2009年05月08日 | 日々のあれこれ
 ここ二三日、関東だけが雨模様という天気みたいだ。
 逆のイメージの日はけっこうある。関東から東海にかけては晴れ、その他の地域は雨というふうに。
 それだけでも、関東は住みやすい。
 ときどき住みやすい県ランキングなんてのが発表されて、郷里の福井は必ず上位に位置し、いっぽうで埼玉はだいたい下位の方だ。
 でも、天候ひとつとっても、晴れの日が多いのはこちらだし、福井の秋から冬にかけてのどんよりした日の連続は、住民を内向的にさせる要素にはなってるはずだ。
 持ち家率が高いとか、人口当たりの医療機関が多いとかの要素にしても、生活の充実ぶりというよりも、土地が安いとか人が少ないという性格の別側面にすぎないのではないか。
 先日、高岡、砺波、福井の駅前のたたずまいを見て、住みやすさランキングとのあまりのギャップを感じざるを得なかった。
 ぶっちゃけ、ランキングを発表している人や、それを読んで「福井って住みやすいのねえ」って言ってる人で、じゃあ移住しようと考える人いないよね。
 そういうことを思うと、まただまされてるのではないかと思ってしまう。
 そうやっておだてておいて、気がついたら原発2こぐらい増えてるんじゃないかと。
 ただし、同じ北陸でも金沢は別格のにぎわいである。
 もともとそうではあったが、いまや日本海側では金沢の一人勝ちのように見える。
 ふらっと歩いてみればわかるけど、金沢の駅前や繁華街以上に都会的な空間は、少なくとも埼玉には存在しない。
 日本の県境は、ガザ地区みたく塀があるわけではないのに、くっきり差ができるのは不思議なものだ。
 

コメント (1)
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