水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

資源配分

2009年05月11日 | 日々のあれこれ
 ~ 私は努力も、測定が可能だと思っています。どのように測定するかというと、とても簡単です。
  ◎努力=使った時間配分量
と考えればいいわけです。しかも、私たちには1日は24時間しかありませんから、多数のことに努力をし続けることば実は不可能で、せいぜい2つか3つのことに集中しなければ、努力の成果は出ないわけです。だからこそ、得意なことを見つけて、そこだけに時間を割り振るようにしないと、努力の効率が悪くなります。
 努力というのはすなわち、
  ◎あらゆる人に1日24時間平等に与えられた「時間」という資源をどのくらい、集中して「配分」するか
という、「資源配分」の問題なのです。(勝間和代『断る力』文春新書)
 
 あまりにもわかりやすい話だったので、学年だよりで紹介した。
 努力とは、どれだけ時間をかけたか。
 24時間のうち、どれだけそのことに割いているか。
 好きなこととか、やりたいことも、同じように考えればいい。
 やりたいことが何かわからない、どう見つけたらいいかわからない、という若者が多いようだが、自分が何に時間を割いてきたか、または割こうとしているかを自覚しさえすれば、案外すぐに答えは出るのではないだろうか。
 ただし、とにかくやってみないことには話にならないかな。
 
コメント
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