水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

『やればできる』

2009年12月05日 | おすすめの本・CD
 勝間和代さんの新刊を一気読みした。
 勝間さんの言いたいことはよくわかったつもりだ。
 「やればできる。ただし、やらないとできないという現実から目をそらしてはいけない」
 「人間は弱い。環境の力、外部の力は大きい。一人ではやり続けられない。だからみんなでやればいい。」
 ふだん生徒さん方にどんだけ同じことを言っているか。
 去年も3年生にアジった。
 受験は団体戦だ、と。
 実際、それを実践してくれた子は多い。
 家に帰ると遊んでしまうからと学校に残って勉強してた子たちは、それなりに続けることができたはずだ。
 学校でやって、その後マックで毎日勉強したというRくんは、いい結果を出した。
 ただし、やる子とやらない子とがいるのも事実で、その違いがどこにあるのかがわかれば、勉強のさせ方も上手になるのだろうか。
 ふりかえって自分自身はどうか。
 本を読んだ直後はやれる気になるのだ。
 続かない原因は、勝間さんが言われるように一人でやろうとすることかな。
 みんなでやるシステムをどうやって作るかが大事だ。
 向山先生の教育技術法則化運動が、サークルをつくることを最も重視したのも、同じ理由からだと今思う。
 部活はどうだろう。
 これこそ、団体戦で毎日やっているのだから、もっとやれていいはずだな。

 
 
 
コメント
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